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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百二十話 竹田マサタカ その3
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「?ああああああああああああああああああああああああああああああッ!」
竹田マサタカの顔がIDカードに記載されている警備員の顔写真の顔に変化していく。
「これも狂撃波動の力...常識を超えた、狂気の産物...」
「先生!どうして、僕の顔を警備員の顔に変えたんですか!」
「あら、ご不満?私はそっちの顔のほうが好きよ...」
「そ、そうっすか...えへへ...そ、そりゃどうも...じゃなくって!僕の顔を変えた理由を教えてくださいよ!」
「理由を知りたければ、このIDカードに記載された顔写真の警備員の死体をここに持ってきなさい...」
マサタカは急いで警備員の死体をカエデのもとに運んでくる。
「いい子ね...」
カエデが警備員の死体の顔を狂撃波動でマサタカの顔に変化させる。
「そうか...そういうことか...!」
「そう、これで、竹田マサタカはもう死んだことになる。今日からあなたは、ここの警備員として生きなさい...」
「でも、どうして、そんな回りくどいことを...」
「おそらく、もう増援はこっちに向かってきているわ...そして、その中に必ず、石間コウイチがいる...いくら今のあなたでもあの石間コウイチには勝てない。だから、あなたはここで警備員として働きながら、私の生徒をここ、日本リンクマスター協会に集めなさい、そして、『来るべき日』に私と生徒達で日本リンクマスター協会を内部から占拠・掌握する...」
「そうか...僕が警備員としてここで働くということは、いつでも先生を解放することができるということ...」
「そうよ、石間コウイチの断罪陣のせいで、今の私はかなり力不足の状態にある...どちらにせよ、時間稼ぎは必要よ...」
そう、それはつまり、この場所に集めたカエデの生徒達から、カエデが過去に授けた狂撃波動の力を奪い取ることで、カエデ自身が完全な状態で復活することを意味していた。
そして、カエデから狂撃波動の力を奪い取られたものには死の運命が待っているのだ。
それがカエデと生徒が交わした契約のリスク。
しかし、カエデはそのリスクをあえて、自分の生徒達に教えていない。
カエデが完全に力を取り戻すにはもう、自らの生徒から狂撃波動の力を奪い、死なせる方法しか残っていないのだ。
そして、竹田マサタカはそれに気付いてしまった。
真実に気付いた竹田マサタカは両目から涙を流す。
しかし、それは絶望の涙ではない。
愛する者のために、自分の命を犠牲にできることから流れた、感謝の涙である。
「竹田君...あなたは頭が良過ぎる...」
「僕はあなたのおかげで、両親の仇を討てました...その瞬間から僕はもう、覚悟はできています...」
「狂っているわ...あなた...」
「先生に言われたくないで
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