第百三十三話 司馬尉、陣を語るのことその五
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思う存分使えるわ」
悠然とした笑みのままでだ。司馬尉は左慈に応えて述べていく。
「あれをね」
「何だ、その宝貝というものは」
ルガールがここでだ。司馬尉に対して問うた。
「妖術とは別のものであるのはわかるが」
「仙人が使う道具よ」
それだと話す司馬尉だった。
「それは剣だったり楽器だったり動物だったりするわ」
「様々なのだな」
「そう。その中でも私が今使うのはね」
「それは何だ?」
「陣よ」
それだというのだ。
「陣を使うわ」
「陣の宝貝もあるのか」
「そうよ。宝貝にはそうしたものもあるのよ」
「実に多彩なのだな」
話を聞いてだ。ルガールは頷く。
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