第百三十三話 司馬尉、陣を語るのことその二
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精霊の気でわかりますから」
「安心して任せてね」
「ふむ。妖術使いには巫女じゃな」
袁術は彼女達の話を聞いて述べた。納得した顔になってだ。
「毒には薬じゃな」
「その通りです」
まさにそうだとだ。命は袁術に言葉を返す。
「私達が薬になります」
「じゃあ。お願いしようかしら」
考える顔になり視線を上にやってだ。応える劉備だった。
そしてそのうえでだ。彼女は巫女達に話すのだった。
「その時は」
「そうして頂ければ何よりです」
命が応える。そうしてだった。
敵が自分達に妖術を仕掛けた時への対策も考えるのだった。そうしながらの進軍だった。
その中でだ。ロバートはだ。都から離れ草原に入った中で周囲を見つつ言うのだった。
「ほんまここ凄いわ」
「ああ、見渡す限り平原だからな」
リョウがそのロバートに応える。軍の周囲は最早見渡す限りの大平原だ。その中にいてだ。
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