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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百十八話 竹田マサタカ その1
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第二百十八話 竹田マサタカ その1
深夜、ある目的を達成するために一人の男が日本リンクマスター協会に不法侵入する。
その男の名は、竹田マサタカ。
日本リンクマスター協会に侵入した竹田マサタカはある目的を達成するために、動き始める。
行動を開始した竹田マサタカは自らの過去を追想する。
そう、今の自分を形成するうえで必要不可欠な、青い春の日々のことを...。
これから語られる物語は、竹田マサタカの過去の物語、漆黒の魔女との邂逅。
高校生、竹田マサタカは学校のクラスでいじめにあっていた。
机の上には心無い言葉の数々が書かれている。
机の引き出しの中には猫の死体。
教師はそれを見て見ぬふりをしている。
竹田マサタカがいじめられている理由。
それは竹田マサタカとその家族が東京から、今住んでいる田舎に引っ越してきた、よそ者だからである。
田舎の住人の連帯感は都会の住人が想像しているよりも強い。
わかりやすくいえば、田舎の住人にしてみれば、都会から来た人間は皆、外国人みたいなものなのだ。
そして、『都会から来た人間が田舎に住んでいる人間を内心、見下している』という固定観念が同調圧力によって田舎の住人達に広まり、都会からきた人間を孤立させるのだ。
もしかしたら、ドラマや映画によくある田舎で生活している登場人物が都会に憧れる描写が、田舎に住む人々の都会民への劣等感を助長しているのかもしれない。
つまり、都会は田舎と違って、あらゆる面で優れているという固定観念が、田舎の住人達の都会の住人への差別意識を強くしているのだ。
父の会社の転勤が原因で田舎の高校に転校してきた竹田マサタカは最初、なぜ自分が都会から来たというだけで、差別され、いじめられているのかがわからなかった。
ある日、マサタカはいつも自分をいじめている生徒と男子トイレで二人きりになった。
マサタカはその生徒になんで自分がいじめられているのかを聞いてみた。
すると、その生徒はマサタカの質問になにも答えずに、マサタカにいきなり殴りかかってきたのだ。
マサタカは相手が一人なのをいいことに、殴りかかってきたその生徒をボコボコにした。
マサタカは普段の鬱憤を晴らすように、その生徒の顔面を何度も殴り続けた。
自分が死ぬことを恐れたその生徒はマサタカに命乞いをする。
「俺が悪かった...だから、もう、やめてくれ...」
「やめてほしいのなら、僕の質問に答えろ!なんで君たちは都会から来た僕をいじめるんだ!」
「だって、お前ら都会の住人はみんな、田舎や、田舎に住む人々を内心バカにして見下してるんだろ?だから俺達、田舎の住人はみんなお前ら都会の住人が大っ嫌いなんだよ!だから、お前ら都会の人間は俺達にいじめられて当然なんだよ!」
「い、意味がわからない...」
「だってそうだ
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