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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百十八話 竹田マサタカ その1
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ろ?俺達だってよぉ、俺達の住んでいる田舎が都会に比べてショボいことぐらい知っているんだ!都会から来たお前は自分が思っているより、田舎を見下している、そうだろ?」
確かに、そう言われてみれば、そうである。
でも、田舎が都会と比べてあらゆる面でショボいのは当然である。
つまり、コイツら田舎の住人が、都会から来た僕をいじめるのはただの嫉妬である。
「そんな幼稚な理由で...僕はいじめられていたのか...そんなバカみたいな理由で、人をいじめていい理由になるはずがない...」
マサタカがそう言っている隙に、マサタカに殺されかけていた生徒が速足で男子トイレから出て行く。
その日の夜、何者かによってマサタカの自宅は火をつけられ、全焼してしまった。
一階で寝ていたマサタカはいち早く異変に気付き、避難に成功したものの。
二階で寝ていたマサタカの父と母は逃げ遅れて、焼死してしまった。
マサタカにはもう、放火の犯人が誰か見当がついていた。
次の日、一時的に保護された警察所から、マサタカは登校することになった。
その途中、マサタカの前に、前日に男子トイレで喧嘩で返り討ちにした生徒が立ちふさがる。
そして、その生徒こそ、マサタカの自宅に放火した犯人なのだ。
マサタカは家族の仇を討つために雄叫びを上げながらその生徒に襲い掛かる。
しかし、その生徒の背後には、その生徒の仲間と思しき生徒達が立っていた。
集団暴行にあったマサタカは、全裸のまま、あぜ道に横たわっていた。
マサタカは家族の仇も討てない自分の非力を呪っていた。
そして、この世界の法では、たとえ相手が人殺しでも、殺せば、罰を受ける。
そんな、矛盾だらけの世界を、マサタカは呪った。
放火の犯人はミセーネンだ。
仮に、警察に捕まっても、死刑になることはない。
全裸のまま、あぜ道に横たわっているマサタカはこの世界の全てを呪うかのように、泣き叫ぶ。
そして、いくら泣き叫んだところで、失われた父と母は帰ってこない。
そして、マサタカの前に、黒のセーターに黒のスカートを身に着け、黒い長髪が特徴的な一人の女性が現れる。
「あなたは今、この世界の全てを呪い、憎んでいる...」
「僕を...僕をバカにしてるんですか?」
「あなたはバカじゃないわ、バカなのは世界のほうよ」
「だ、だからどうだっていうんですか!言葉と思いだけじゃ、法律も世界も変えられないんですよ!僕を憐れんで自分に酔いしれるのはやめてください!」
「変えられるわよ、世界は...その証拠に、あなたに面白いものを見せてあげる...」
桜原カエデが右手のひらを田んぼで農作業をしている農民に向けてかざす。
農作業をしている農民の脳内に狂撃波動↓が流れ込む。
『????????????????????????????????????

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