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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百三十二話 一同、北に向かうのことその六
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気恥ずかしそうに言うのだった。
「麗羽様の配下になり。気付けばですから」
「こんな中にいるからな」
「そうです。本当に不思議です」
「だよな。縁か?」
「そして運命か」
「そういうものだよな」
 こうだ。二人で話すのだった。
 そしてその彼等を見てだ。嘉神も達観した顔で述べるのである。
「いいものだ。これがだ」
「人ですね」
「そうだ、まさしくな」
 こう李にも述べる。
「いいものだ」
「では。そのいいものの為に」
「最後まで勝とう」
「そうしましょう」
 こう言い合いだ。彼等は今は酒を楽しむのだった。そしてだ。
 数日後だ。遂にだった。劉備が一同、そして兵達を都の南門の前に集めた。
 その中でだ。テリーが言った。
「いよいよだな」
「そうだね。本当にね」
「最後の出陣だぜ」
 その彼にアンディと丈が応える。
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