第百三十二話 一同、北に向かうのことその五
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った」
こうだ。人の歴史を話す嘉神だった。
「少なくとも私の時代よりもジャック達の時代はいい」
「そうかね」
ジャックはそう言われてだ。少し気恥ずかしそうに笑って返した。
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