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八条学園騒動記
第六百八十四話 連合一の大食の国その九

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「俺が思う韓国の本当の国益だ」
「そう考えているんだね」
「そうだ」
 その通りだというのだ。
「俺としてはな」
「そのことがね」
「何かと難しい、韓国のその考えを変えることはな」
 まさにこのことはというのだ。
「非常にな」
「難しいんだね」
「そうだ」
 まさにというのだ。
「それが現実だ」
「日本から離れることが」
「もう国是になっている」
「国益どころか」
「反日、対日はな」 
 それはというのだ。
「非常にな」
「それはどうしてもだね」
「残念だがな」 
 非常にというのだ。
「だがカナダは違う」
「僕達の国は」
「そんなしがらみはないな」
「目立てないけれどね」
 このことは事実だが、というのだ。
「それでもね」
「そんな訳のわからないしがらみはないな」
「ないよ」
 全くとだ、トムも答えた。
「別にね」
「そうだな」
「アメリカと比べると」
 隣国だったこの国と、というのだ。
「もう全く以てね」
「目立たないとか」
「地球にあった頃からね」
「その頃カナダとアメリカはな」
 洪童も言う。
「隣国同士だったからな」
「そう、それでね」 
 その為にというのだ。
「色々ね」
「思ったんだな」
「何でアメリカはあそこまで目立って」
「カナダは目立たないか」
「そう思ったけれど」
 それでもというのだ。
「しがらみとまではね」
「いかないな」
「流石にね」
「韓国はな」
 洪童はまた言った。
「そこがな」
「どうしてもだね」
「違ってな」
 それでというのだ。
「今話している通りな」
「日本にだね」
「俺から見ても異常な位だよ」
 韓国人である自分がというのだ、ここで彼は心の中で自分の国を離れた場所から見る様な気分だと呟いた。
「本当に」
「日本にこだわり過ぎて」
「料理の有名度もな」
 これもというのだ。
「日本料理と比べてな」
「どうかだね」
「それで日本料理の一品一品がな」
 それがというのだ。
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