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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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お母様って呼んでいるの?」
「ええ おかしいですよね でも、私、ひとりっ子でね 小さい頃から・・ 昔、家には私の面倒を見てくれる人が居て その人がそう呼びなさいって だから、ずーと」
「そうなの そのお母様は? お身体弱かったとか?」
「いいえ お母様は化粧品販売の会社 経営してるので、忙しくて、あんまり家に居なかったんです お父様も電子機器の会社で・・・だから、家族が揃うって、あんまりないんですよ 外食する時も、お父様かお母様と二人っきりが多くて・・」
帰りも、碧に送って行かせたんだけど・・・碧が帰ってきた時
「どう 大丈夫だった?」
「なにが? ミィ姉と、色々と勉強の仕方とか教えてもらったんでと喜んでいたよ ミィ姉を崇拝してるんだって」
「あっ そう それはいいんだけど・・・ 碧 あの子のお家 もしかすると 私等と環境違うのかもねー 今まで、気づかなかったけど あの雰囲気・・・そういえば、最初、駅前で会った時、こんなとこ初めて入ったって・・・ 碧の手に負えないわよ」
「そんなことないよ ただ、今日は ちょっと びっくりした けど・・あのなー 今度、動物公園に行こうかって誘ったら・・・お母様に聞いてみないと・・って言ってた なんか、面倒臭いカナ」
「ちょっとー あなた よっぽど・・・覚悟しときなさいよ」
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