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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百十三話 外山リキ その1
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「これって...」
そう、スケッチブックに書かれていたイラストは断罪者(社会不適合者)にしか書くことができないイラストだった。
「ああ、その絵は最近、おぼろげながら頭に浮かんできたのよね」
「そ、そうなんだ...!」
「どうしたの?具合悪いの?」
「ううん、大丈夫...」
「それより、リキ君、私のこと好きでしょ?」
「うん...」
「でも私は正直、リキ君は無理、マジで無理、顔見てるだけでゲロ吐きそう。でもさ、リキ君が私のお父さん殺してくれたら、私、リキ君と結婚してもいいよ」
「それなら、俺じゃなくて君のほうが適任だと思うけど...」
「ハァ?どういうこと?」
「イズミ、君は断罪者(社会不適合者)だよ。だから、仮に君がお母さんの再婚相手を殺しても、君は絶対に死刑にはならない」
イズミがリキの胸倉をつかむ。
「あんた!私に振られたからって、喧嘩売ってんの?」
「喧嘩売ってないよ...!今度、リンクセンターに行って確かめに行こうよ、お金は俺が払うからさ...」
こうして、悲劇が始まった。
次回予告 外山リキ その2
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