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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百十一話 南原ユキエ その2
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かう。
日本リンクマスター協会に着いた俺を待っていたのは、協会の警備員だった。
「地下にいる、桜原カエデに話があって来た」
「わかりました、会長からすでに許可は得ています、ご案内します」
俺は警備員と共に協会のエレベーターに乗る。
エレベーターが地下の最下層で停止する。
自動ドアが開く。
「それで、アイツの様子はどうですか?」
「石間さんに言われた通り、一日に3回、狂撃刀で桜原カエデの肉体に狂撃波動を撃っています。なので、個室の監視カメラを見る限りでは、今のところはおとなしくしているとしか言えませんね」
「そうですか、それはよかった」
「ここです」
警備員が桜原カエデが拘束・監禁されている個室の扉のカギを開ける。
「ありがとう」
俺は警備員に礼を言って個室の中に入る。
「よう、カエデ、気分はどうだ?」
「あら、コウイチ...わざわざ、私をからかいに来たのかしら...」
「もし俺が、『お前が全世界のあらゆる人間に撃った狂撃波動を解除してくれれば、この今の状態から解放して自由にしてやる』って言ったら、お前、信じるか?」
「バカね...信じるわけないでしょ...」
「だよな、でも、みんなに撃った狂撃波動、解除してよ〜!お願い!」
「ウフフフ...そんなことするわけないでしょ...せいぜい人類全体か断罪者(社会不適合者)にならないように頑張りなさい...」
「それじゃあ、おまえ、この十数年間で本当に全人類に狂撃波動を撃ったのか?」
「ないしょ...」
「答えろ!でないと、今すぐ殺すぞ!」
「あらあら?リンクマスターのあなたが断罪者の私を殺すの?」
「お前は確かに断罪者だ!でも、ただの断罪者じゃない、この世界中で起きた!起きている断罪王現象すべての元凶だ!だから、俺はお前を殺す!いや、俺にはその資格と義務がある!」
「あなたに私を殺せるの?コウイチ...」
「...また来るよ、でも次、会うときは本気でお前を殺すかもしれない、もし生きていたいのなら、その時までにちゃんと身の振り方を考えておけ!」
「私が本気で生きたいと思っていると...?」
「思っていると...俺はそう願いたいね...」
俺はそのまま、日本リンクマスター協会を去った。

次回予告 南原ユキエ その3
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