第150話
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、そして次男クルト・ヴァンダールが空の女神のお相手を務めさせて頂きます……!」
戦意を高めながら声を上げたアルゼイド子爵の言葉にミュラーは頷いて自身の戦意を高め、二人に続くように静かな表情で呟いたオリエは決意の表情で声を上げた後戦意を高めた。
「ったく、空の女神と戦ったなんて話、もし両親が知ったら卒倒するぞ。」
「今はお父様達は関係ないでしょう!?それとこの戦いが終わったら、いい加減貴方が請けたお父様達からの依頼内容もそうだけど私とルネの前から突然姿を消した理由や今まで何をしていたのかも話してもらうわよ、ヴァン!」
エレインと肩を並べて戦闘の構えをしたヴァンは呆れた表情でエレインに指摘し、ヴァンの指摘に対して真剣な表情で反論したエレインは自身の武装を構えた。
「えへへ、アー・ミー・クー・ガー最強カルテット誕生だね、アーちゃん!」
「その名称には激しく異議を唱えたい所ではありますが、今は不問としましょう。―――――今回の戦闘に関してミリアムさん達との連携を重視しましょう、クラウ=ソラス!」
「――――――」
無邪気な笑顔を浮かべたミリアムに話しかけられたアルティナはジト目で反論した後表情を引き締めてクラウ=ソラスに指示をし、アルティナの指示にクラウ=ソラスはいつものように機械音を出して答えた。
「まるで私が”ラスボス”のような扱いをされている事に異議を唱えたい所ですが、まあいいでしょう。――――――現代のゼムリアの人々よ、”現代のゼムリアの絆と力”、空の女神に示してみなさい!!」
「クク………改めて――――――”空の女神”エイドスによる”試練”を再開する。現代のゼムリアを代表する勇士達よ、その絆と力を空の女神に存分に示すがよい!」
「おおっ!!」
顔に青筋を立てて呟いたエイドスは表情を引き締めて自身の得物である神槍を構えてトワ達に向けて宣言し、エイドス達の様子を面白そうに見ていたセルナート総長は戦闘の再開を告げ、エイドスとセルナート総長の言葉に力強く答えたトワ達はエイドスとの戦闘を開始した――――――
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