第150話
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ばかりですが、達人クラスのルーファス卿に変身したセプト=グリモアでしたら、私達で十分ですからルーファス卿の相手は私達に任せて下さい。」
フリーデルとフェリスの申し出を聞いたアンゼリカとアリサは驚きの表情を浮かべ、トマスは真剣な表情でリィンに指摘した。
「わかりました!来い―――――メサイア、ユリーシャ、アイドス!セレーネ、アルティナ、クルト、アルフィン、ミュゼ、オリエさん、ヴァンさん、クロガネさん、メサイア、ユリーシャ、アイドスはアリサ達の加勢を!」
「「「「「「「はいっ!!」」」」」」」
「承知!」
「ったく、仕方ねぇな……!」
「我が主の仰せのままに!」
「わかったわ!」
「来い――――――レジーニア、アンリエット!灰獅子隊の残りのメンバーとレジーニア達は聖獣の対処を!全体の指揮はルシエルに任せる!」
「おおっ!!」
「リィン様の仰せのままに!」
「え”。」
そしてリィンの指示によってセレーネ達はアリサ達の元へ向かい、ルシエル達残りの灰獅子隊のメンバーはアルグレスに変身したセプト=グリモアの元へと向かって対峙し、アイドスがリィンに召喚された後アリサ達と合流する様子を見ていたエイドスは冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「やれやれ……大型の魔物との戦闘経験もあるが、さすがにこんな言葉通り”化物”クラスの超大型は初めてだぜ。」
「相手は偽物とはいえ、本物と遜色ない力がある”空の女神の眷属”よ。”魔神”に挑むつもりで挑んだ方がいいわ。」
「フッ、異世界の女神の眷属とやり合えるなんて、腕がなる話だ。」
アルグレスに変身したセプト=グリモアと対峙したクロードは疲れた表情で溜息を吐き、警戒の表情で呟いたエーデルガルトの警告を聞いたディミトリは不敵な笑みを浮かべた。
「それにしても紅き翼の人達はあたし達が到着するまで、よく今まで耐えていたよね……?」
「うん、正直言って絶望的と言っても過言ではない戦力差なのに、どうして決して諦める事なく耐えられたんだろうね?」
「彼らの必ず試練を乗り越えるという”信念”もそうだが、リィン達が必ず援軍に来ると信じ続けていたからこそ、耐えていたのだろう。」
「フッ、ならば私達もリィンの仲間としてその期待に応えてあげようではないか!」
「ああ!僕達の新たな武勇伝の為にも、”時間稼ぎ”ではなく”撃破”した後に彼らに加勢してあげようではないか、ハーハッハッハッハッ!」
アメリアとフランツの疑問に答えたカイルの推測にフェルディナントと共に同意したローレンツは高々と笑い
「幾ら明確な敵対関係ではなかったとはいえ、あたし達にまで要請を出して、あたし達がその要請
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