第150話
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「降り注ぎなさい、裁きの雷――――――審判の轟雷!!」
「!」
更に魔術の詠唱を終わらせたシェラザードが敵の頭上から無数の雷を降り注がせる上位魔術を発動したが頭上からの攻撃に気づいた敵は素早い動作で頭上から襲い掛かる雷を次々と回避し
「まだよっ!エニグマ駆動――――――カラミティエッジ!!」
「シルヴァリー――――――クロス!!」
「――――――!」
続けて放たれたシェラザードのアーツによる漆黒の刃とエレインの霊力を込めて十字に放たれた斬撃波をクラフト―――――無月一閃で襲い掛かる漆黒の刃と斬撃波を一閃した。
「5人相手に一人で渡り合えるなんて、新米とはいえ”剣聖”を名乗る事を許された実力は兼ね備えているわね……!」
「”剣で魔法を斬る”って……新米”剣聖”とはいえ、冗談抜きでカシウス先生や大佐クラスの八葉一刀流の剣士に成長したのじゃないかしら、”灰色の騎士”は……」
「さ、さすがにあの二人程ではないと思いますけど……それよりも今の私達の戦力じゃあ、リィン君に変身したセプト=グリモアの相手は相当厳しいですよ……」
「はい……それに勝てたとしても、エイドスさんの前にアドルさん達が控えていますし……」
「弱気な事を言ってんじゃねぇ!子爵やジンはタイマンでやり合ってんだぞ!?」」
エレインは敵を厳しい表情で睨みながら呟き、疲れた表情で呟いたシェラザードの推測を表情を引き攣らせながら答えたアネラスは不安そうな表情で呟き、アネラスの言葉にティータは不安そうな表情で頷いて答え、不安そうなアネラスとティータを見たアガットはリアンヌに変身したセプト=グリモアとシズナに変身したセプト=グリモア相手にそれぞれ一人で戦っているアルゼイド子爵とジンに視線を向けた後喝を入れた。
「チィッ!腹が立つ程オルディーネ(おれ)とそっくりで、今までやり合った連中の中で一番やり辛い相手だぜ……!――――――皇太子殿下、そっちは大丈夫か!?」
「はい……!ですがこのままでは、エイドス様の試練を乗り越える事は……!」
それぞれ1対1でオルディーネに変身したセプト=グリモアと戦っていたクロウは敵から距離を取って舌打ちをして厳しい表情で呟いた後セドリックに状況を訊ね、アルグレスに変身したセプト=グリモアと戦っているセドリックは距離を取ってクロウの問いかけに答えた後焦りの表情を浮かべてエイドスを見つめた。
「やれやれ……あの調子やとオレ達の出番はなさそうやな。」
「うん……」
「むしろあの面子を相手に未だ耐えている事自体が普通なら賞賛されるべき事でしょうね。」
「”普通なら”そうだけど、エイドスの基準は勿論違うんだろう?」
アリサ達の様子を見て
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