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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百五話 川口ヨシキ その1
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警察は?」
「3人とも、警察に捕まえてもらいました、それで3人とも、さっき見せた書き込みを見て、僕を襲ったって供述したみたいで...」
「なるほど、つまり、5000万円の賞金欲しさに君を殺そうとする奴らから、守ってほしいんだね。でもそれは俺達の仕事じゃない、警察の仕事だよ」
「その通りなんですけど、警察の方々は僕が元断罪者だってわかった瞬間に、対応が雑になりまして...」
「なるほどね、『人殺しなんだから、殺されても仕方がない』、そう警察に言われたんだね?」
「はい...自業自得だとか、自分の身は自分で守れだとか、色々、ひどいことをたくさん言われました...」
「じゃあ、まず、ネットにその書き込みをした、人を突き止めるのが先だな。そうしないと、ヨシキの命を狙う人間がどんどん増えてしまう」
「協力してくれるんですか!」
「最低限の努力はするさ、でも、君は人に恨まれても仕方がない、別にいじわるで言ってるんじゃないぜ、だから、君を必ず守れる保証はできない」
「はい、ありがとうございます、僕もある程度は覚悟はできてます...」
「とりあえず、知り合いに刑事がいるんだ、そいつに連絡してみる」
数分後、リンクセンター石間に女刑事の新田みくが入室してきた。
「つまり、私にネットの書き込みをした犯人を特定して逮捕してほしいってこと?」
「うん、頼むよ」
「無理ね、だって、川口ヨシキは元断罪者で、人を何人も殺してる、私の弟だって、断罪者に殺されたのよ!私はこの掲示板に川口ヨシキの殺害を依頼した犯人の気持ちがわからなくはないわ!」
「でも、前に言ったろ?断罪王現象の黒幕が『アイツ』だってこと。断罪者も結局、被害者みたいなもんなんだぜ?」
俺の言葉に女刑事の新田みくは苦虫を?み潰したような顔になる。
「悪いけど、私はこの件には協力できないわ。でも、おそらく、ネットに川口ヨシキの殺害を依頼するような書き込みをした犯人は、ほぼ確実に、川口ヨシキに家族を殺された被害者遺族の可能性が高いわね」
「そんなこと、俺もわかってる、でも、被害者遺族について調べている間にヨシキが殺されたらどうにもならんだろ!」
「元断罪者とか言っても、所詮は人殺しよ、なら殺されても当然じゃない」
「お前、そんなんで本当に警察官なのか!」
「殺人の前科がある元断罪者をかばえば、警察組織全体が国民からバッシングを受けるのが今の現状よ」
「おまえ、弟の仇をとるために『アイツ』の情報が欲しいんじゃないか?」
「私を情報で釣ろうったってそうはいかないわよ!」
「じゃあ、アイツについてどのくらい捜査は進んでるんだ?ん?」
「...」
「それみたことか、どうせ、なんの進展もないんだろ?」
「わかったわよ...協力すればいいんでしょ、その代わり、『アイツ』についての情報はちゃ
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