暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十五話 クラス代表戦!!
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るはずです!」


「そうね、まあ隠す気なんてないからどんどん使わせてもらうますけど!」


アルバレルトは先程と同じように柄を持った手を横に振る。すると、黄色い刃が現れてビットを2機斬りおとした。


「な!?」


(先程とは刃の大きさが異なっている!?どういう事ですか!?)


____________
司令室


「ほえー、どうなってるんですか、あの武器」


今はアルバレルトが俺の武器を使って押し返し始めたところである。確実にビットの数も減っている。


「あの武器は『流れ星<シューティングスター>』と言いまして、使用するエネルギーの大きさによって形状を変化させるんです」



俺が作った『流れ星』は普通の刀とは違い、間合いと言うものが存在しない。近くにいるのなら普通の大きさ、遠くなら大きさをでかくする、といったように相手がどこにいようが関係ないのだ。銃とは違い素早く遠距離に攻撃できるというのがこの武器の良い所である。その代わりエネルギー消費量は大きいが。


これを使えば遠距離型のISにも対応できるだろう。


「それだと勝負の行方はいよいよ分からなくなってきますね」


「そうですね」


俺と山田先生は話を終え、モニターに集中した。



___________
アリーナ


先刻とは打って変わってアルバレルトが優位に立っていた。
『流れ星』によってビットはすべて大破、クリスティは通常の武器で戦う羽目になっていた。


しかし、アルバレルトも余裕というわけではなかった。


(ビットを破壊するのに予想以上にエネルギーを使ってしまいましたね・・・そろそろ勝負を決めなければ)


そう考えるのはクリスティも同じであった。


(このままでは負けてしまいます・・・こうなったら最高威力の『グングニル』で・・・)



クリスティは自身の持つ最高威力であるマグナムハンドガン『グングニル』をコールする。

アルバレルトは『流れ星』を構え、相手の動きを待つ。

今の状況を例えるなら西部劇のガンマンだろう。




アリーナに訪れる静寂。





何の音だっただろうか。何かが落ちるような音が鳴った途端、二人は動いた。



その結果、一回戦の勝敗は決したのだった。






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