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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜赤き弓兵と青の槍兵
本編
二十三話〜守りの誓い
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……怒ってる?」
恐る恐る聞くが、
[怒る、と言う感情が私にはありませんので]
どうしてそんなことを言うのだろうか。だが……
あの時マッハキャリバーの事など一切考えずにISを行使したあたしが悪いのだ。
沈黙していたあたしだが、ドアの開く音で意識が覚醒する。
「……シャーリーさん?マリーさんも……」
入ってきたのはあたしと一緒に本局に来ていた二人だった。
「ごめん…取り込み中だった?」
「いえ……」
[反省会です]
「そっか」
「それより……シャーリーさんはもういいんですか?」
六課メンバーはランスさんの治療を受けてはいるが、基本は安静、と言われているのだ。
「けがは大したことなかったんだし、みんな頑張ってる。デバイスたちの事もあるし、ここで寝てるわけにはいかないよ。あとね、マッハキャリバー、修理ついでに、って自分で強化プラン考えちゃったの」
予想外の発言にあたしはシャーリーさんが出したモニターを見る。
その内容は、
「アウトフレームの装甲強化、魔力消費が1,4倍、本体重量2,5倍……」
「かなり重くなってるし、扱いづらくなってるからスバルに確認取らなきゃ、って思ってたんだけど……」
このくらいだったら……!
「やれます!このぐらいなら平気です!」
「そっか。よかったね、マッハキャリバー」
[Thank you.]
今度こそ、仲間はあたしが守る……相棒と一緒に!
side シャマル
「なあ、もういいだろ?仕事たまってんだよ」
「待って、もう少し………」
守護騎士システムの異変。各人の相互リンクが弱くなり、治癒速度も遅くなっていたりといろいろなことが起こっている。
「いいじゃねえか、これでよ」
「ヴィータちゃん?」
「あたしたちが望んだことじゃねえか。最後の夜天の主と、限られた時を過ごしてえ、ってのは」
「…………………」
「怪我したらなかなか治らねえ、ってのもさ。『人間』みてえでいいじゃん?」
確かにそうだ。でも………
「それでも、私ははやてちゃんとリインちゃんだけじゃなくヴィータちゃんやシグナム、ザフィーラの事も心配なのよ………」
真っ直ぐに目を見てヴィータちゃんに言う。
「……安心しろ。あたしもシグナムも落ちたりしねえ。この十年で守るもんは増えちまったけど、全部まとめて守るからよ。料理が下手で心配性の湖の騎士を泣かせたりしねえからよ」
頼もしい発言だが、からかわれている気がしたので、
「……バカね」
少し悪態をつくことにした。
side ティアナ
会議も終
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