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DQ3 そして現実へ…〜もう一人の転生者(別視点)
神様って何が偉いの?
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もしれません。




きっと宿屋に戻ったら激しいだろうと思われるバカップルに我慢しながら先へ進むと、神々しい鎧が飾ってある場所に到着。
こ、これは!?

「光の鎧発見ですわ!」
嬉しさのあまり思わず叫ぶおちゃめな私…
でも皆さんがキョトンとしちゃってますの!

「あ…いや…その…ほら、アルルさんが装備する『勇者の盾』と同じ紋章がありますわ!きっと代々ラダトームに伝わってきた鎧ですわよ!アルルさんに装備が許される『光の鎧』ですわよ!!」

ラダトームに奉られてあった武具の情報を誰も仕入れておらず、私も臭わす事を忘れてた為、皆さん胡散臭そうに私を見てます。
助けて“私の中に眠るリュカの遺伝子”よ!今こそ開花し皆を丸め込む時よ!!

「じゃ…この鎧はアルルが装備するって事で決定ね。………ほら、手伝ってあげるから全裸になって!」
「な、何で鎧を装備するのに全裸になる必要があるんですか!?それに手伝わなくったって結構です!イヤラシイ!」

はぁ〜…
今回もお父さんに助けられましたわ…
“此処はゲームの世界なんだ”などとは皆さんに言えませんからねぇ…

「どうしたんですかティミーさん!?アルルの装備が強化されたのに、残念そうな顔をして?」
私がちょっぴり自己嫌悪に浸ってると、ウルフが目聡く何かに気付きお兄ちゃんに話しかけます。

「え!?ぜ、全然…ざ、残念ではないよ!うん。アルルに似合ってて素敵だなと思うよ!」
何やら図星を突かれた様で、戸惑うお兄ちゃん…
ただ私としては、『光の鎧』はごっつすぎてアルルさんには似合わないと思います。

「ウルフ…お前もまだまだだなぁ…いらん言葉が多いよ」
お父さんはお兄ちゃんの心理を読み切ってるらしく、余計な一言を言う弟子を戒めます。
「ただでさえ露出度の低い恰好のアルルなのに、その鎧を着るとパンチラすら拝めなくなるだろ。そりゃ彼氏(おとこ)としてはガッカリMAXだよ!そのぐらい理解してやれよ」

そ、そう言う理由!?
男ってやっぱりみんなそうなの!?




強敵揃いのダンジョン内でイチャつくカップルを無視しながら、やって参りました最上階!
此処には石にされたルビスが奉られてるハズです。
そう…この世界を創造した精霊神ルビス様の石像か!

「こ、これがルビス様ですかね?」
ウルフがルビスの美しさ(ミニスカートの奥)に見とれながら、誰にともなく尋ねるのだが…
普段、一番最初に『知らね!』とか感想を言うお父さんを始め、我が一族が揃って困り顔をしている為、彼の質問に答える者は居ない。

「ど、どうしたのティミー…変な顔をして?」
「…あぁ…うん…あの…」
うん…何というのかな…?

「どっかで見た事あるよね?」
「そ、そうねリュ
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