第六十一話 合宿がはじまってその十三
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して」
ああはなるまい、そう思う自分の鑑にしてというのだ。
「そしてよ」
「自分はそうならないことね」
「自分は偉くとも何ともない」
「ちっぽけな存在ね」
「人間自体がね」
「そう思って生きて」
「何でもやっていくことが」
それがというのだ。
「本当にね」
「大事なのね」
「そういうことでしょうね」
富美子はもうババ抜きで最下位になったことは忘れていた、そして以後は五人でお喋りとお菓子に興じてだった。
江田島まで向かった、旅は続いていた。
第六十一話 完
2022・11・8
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