暁 〜小説投稿サイト〜
X ーthe another storyー
第四話 神犬その十五

[8]前話 [2]次話
「僕もいざとなれば」
「出てくれるのね」
「待機しておきますね」 
 この場でというのだ。
「そうさせてもらいますね」
「わかったわ、ではね」
「はい、ここはですね」
「剣を何としてもよ」
 庚はその眉をきっとさせて話した。
「手に入れるわ」
「剣を手に入れまして」
「そして七人の地の龍が揃えば」
 そうなればとも話した。
「??にも話したけれど」
「戦いでかなり有利に立てますね」
「そうなるからよ」
「ここで剣を手に入れておきますね」
「そうするわ、取れる時に取る」
 庚はこうも話した。
「機は逃さないものよ」
「それが庚さんのお考えですね」
「そうよ、若し機を逃せば」  
 その時はというと。
「私達がよ」
「負けますね」
「そうなるわ、そして姉さんも」
 丁のことも話した。
「ずっとね」
「ずっとといいますと」
「いえ、何もないわ」
 自分の言葉を打ち消した。
「気にしないで」
「そうですか、では」
「兎に角ね」
「ここで、ですね」
「ええ、剣をね」
 これをというのだ。
「持って来てね」
「神主の人が邪魔しても」
「怪我をさせる位ならいいわ」
 それで構わないというのだ。
「殺さないならね」
「それならですか」
「ええ、ではいいわね」
「わかりました」
 ??は頷いた、そうしてだった。
 その場を後にした、そうしてその神社に向かった。


第四話   完


                  2022・11・15
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ