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八条学園騒動記
第六百八十三話 大食の国その四

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「どうも」
「普通位だよね」
「確かに理事長さんすらりとしておられるわ」 
 連合全体で見てもだ。
「長身で体格もね」
「おありだね」
「スマートでね」
「引き締まったお身体らしいね」
「ジムとかで運動もされてるらしいけれど」
 それでもというのだ。
「健康の為に。けれどね」
「それでもだね」
「沢山召し上がられるとはね」
 その様にとはというのだ。
「別にね」
「聞かないね」
「普通でしょ」
 連合の食べる量はというのだ。
「これといって」
「大食じゃないね」
「そうした方でもなのね」
「エウロパから見たら」
「大食なのね」
「そうみたいだよ、あっちは連合より体格ないから」
 平均身長では十センチ程違う、エウロパの平均身長は一八〇程だが貴族と平民でもまた違っている。
「食べる量もね」
「連合より少なくて」
「そこから見たらね」
「理事長さんも大食なのね」
「そうみたいだよ」
「成程ね」
「連合が全体的にかなり食べるにしても」
 シッドはどうかという顔で言ってきた。
「別にカナダはね」
「大食かというと」
「別にね」
 これといってというのだ。
「違うよね」
「そうだよね」
「普通だよ」
「けれどね」
 メアリーがまた言ってきた。
「本当に動画のコメントはね」
「皆言うね」
「カナダ人かなり食べるって」
「大食だって」
「連合の中でもね」
「そうかしら。体格だってね」 
 メアリーはそれもと話した。
「別に大きくないし」
「連合の中だと普通だね」
「一九〇位で」
「まあ連合ってどの国もそうだけれど」
「平均身長は変わらないね」
「国ごとに何かと違っても」
 三百以上の国で特徴があろうともだ。
「それでもね」
「体格は変わらないからね」
「統計見ても」
「ついでに言うと知能指数もだし」
「同じだよ」
「そうだからね」
 それでというのだ。
「別にカナダ人が沢山食べるとか」
「そうでもないよ」
「どう見てもね」
「そうなのよね」
 メアリーはまた首を傾げさせて言った。
「別にね」
「コメント欄皆そう言うし」
 トムはそれならと思って言った。
「僕だってクラスで聞いてみようかな」
「僕もするよ」
「私も聞いてみるわ」
 シッドもメアリーもそれならと続いた。
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