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八条学園騒動記
第六百八十三話 大食の国その二

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「とことんそれこそ骨の髄まで温まる」
「サウナよね」
「それに入って」
 そうしてというのだ。
「寒さにだよ」
「あたっているね」
「そこまでしないと」
「ロシアは耐えられないわね」
「そうした寒さだからね」
 国全体がというのだ。
「食べることもだよ」
「かなり食べるわね」
「しかもあそこはね」 
 ロシアはというのだ。
「一食一食のカロリーも」
「かなりよね」
「そして昔は太ることも」
 多くカロリーを摂ってというのだ。
「必要だったnだよね」
「寒いからね」
「脂肪がないと」
 さもないと、というのだ。
「とてもね」
「耐えられなかったのよね」
「厚着で」
「それは今もよね」
「それでね」
 そのうえでというのだ。
「そこまでしないと」
「耐えられなかったわね」
「だからちょっと飢饉とかになると」
「大変だったのね」
「そうしたお国だったんだよ」
「そういうことね」
「それで今も」
 この時代もというのだ。
「流石に太る様にはしてないけれど」
「厚着でね」
「お風呂はサウナで」
「ウォッカを飲んで」
「食べものもね」
 こちらもというのだ。
「カロリーが高いものをね」
「大量に食べるのよね」
「格闘家の人だってね」
 ロシアのというのだ。
「他の国みたいにカロリー制限したら」
「もたないわね」
「だって筋肉が多いと」
 身体にだ。
「案外脂肪はね」
「なくなって」
「その分寒さに弱くなるから」
「カロリー制限しないのかしら」
「それがしてるみたいだよ」
「そうなの」
「このお話の流れでは意外だけれど」
 それでもというのだ。
「やっぱり格闘家だとね」
「食事制限はしないと駄目ね」
「さもないと闘う身体になれないから」
 だからだというのだ、スポーツ選手にはそれぞれの競技に向いた身体があり格闘家も然りであるのだ。
「低カロリー高タンパクで」
「あれだね、ササミとか茹で卵の白身とか」
 シッドが言ってきた。
「そうしたのを主に食べて」
「そうしてだよ」
 まさにとだ、トムは弟に答えた。
「僕達はカルボナーラで黄身も食べたけれど」
「そもそもそれがメインだしね」
「けれど格闘家だとね」
「黄身は食べないね」
「白身だけでね」
 食べるものはというのだ。
「それでね」
「黄身はどうするか」
「今はお店に渡すそうだよ」
 黄身を使う料理店のだ。
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