第二話 冒険の準備その四
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「ええし」
「自信あるぜ」
「そやね」
「巨乳は確かに凶器やけど」
このことは事実だがというのだ。
「貧乳は貧乳でな」
「ええし」
「武器になるし」
それにというのだ。
「スタイルは全体でな」
「見られるもんやね」
「お尻にしても」
そのラインもというのだ。
「ええやろ」
「あっ、うち結構そこも言われるわ」
尻の話になってだ、綾乃も応えた。
「お尻も」
「そやねんな、私もやねん」
「お尻のこと言われるんかいな」
「この前碧ちゃんにや」
仲間である彼女にというのだ。
「そのお尻わらわがおのこやったらってな」
「迫るって言われたんやね」
「そう言われたわ」
「碧ちゃん女の子の趣味はないんちゃうん?」
「ないけどな」
それでもというのだ。
「若しな」
「あの娘が男の子やったら」
「迫ってたって言われたわ」
「確かにシェリルちゃんのお尻奇麗やしね」
綾乃はその形そしてラインから話した。
「碧ちゃんが言うのもな」
「当然やねんね」
「そう思うわ、それで下着になってもやね」
「自信あるで、そやから今度上下黒にして」
下着の色はというのだ。
「ガーターもな」
「あっ、そうするん」
「考えてるけど」
「ええんちゃう?お洒落で」
綾乃はシェリルの話ににこりと笑って応えた。
「色気もあるさかい」
「やってみるわ」
「そうしたらええと思うで」
「ほなやってみるわ」
「そうしよな」
「それでな」
それでと言うのだった。
「それはこっちの世界でやるなら」
「それならやね」
「踏破してからや」
「今からやるさかい」
「それを果たしてな」
「それからやね」
「やるわ」
こう言うのだった。
「落ち着いてから」
「黒下着でガーターは」
「そうしてみるわ、ほな今は」
「旅支度してこな」
「冒険の為のな」
二人で和気藹々として話しながらだった。
準備をしていった、それは男組も同じであり。
八人で旅支度を整えていた、彼等はテントや毛布や着替えそれに携帯食といったものを次々と整えてだった。
小さくして袋に入れた、そうして収めるが。
アレンカールはその袋を手に取ってその目で見てこんなことを言った。
「何が猫型ロボットのね」
「四次元ポケットみたいか」
「ええ、物凄い大量のものをよ」
こうリーに話した。
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