第29話 因果応報、狩られる者達 前編
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対し、怒声を浴びせました。
「すいません!」
「そうや、こいつらを退治せんと」
「ごめんなのー」
私の怒声に我に返った3人は、賊を殺すことに専念しました。
戦闘は数時間に渉りました。
火の手の回りが酷くなり、仕方なく森の外に出ようとしたとき、1人の男が逃げてくるのを見つけました。
「あいつ!賊の頭です!」
楽進はそう言うと、その賊に向けて拳を向けました。
私はそれを制止し、賊の頭を生け捕りにしました。
「何故です。こいつは私達の村を襲撃して、村の者を殺戮したのですよ」
楽進は私が止めに入ったことに反対しました。
「そうや、そうや」
「そいつは殺さなくちゃいけないのー」
李典、于禁も駆け寄ってきて、私に猛抗議します。
「こいつの扱いは私に任せてくれ」
私は3人に対し、有無を言わさないという態度で一言告げると、賊を気絶させ連れて行きました。
その後も、3人は私に賊の頭を殺させてくれと何度も抗議を言ってきました。
私は何も応えず、気絶した賊の頭を引きずっていきました。
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