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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百九十八話 伊倉アキオ その3
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って、わたし大学で習いましたよ!」
「確かに奈良見の言う通り、断罪王現象は自然現象だ。しかし、正常な人間がある日突然断罪者になる根本的なきっかけを作っているのは『アイツ』の狂撃波動だ。『アイツ』に近距離及び、遠距離から脳内に狂撃波動を放たれた者は皆、自分の抱えている悩みやストレスが頂点に達すると、断罪者、つまり社会不適合者になってしまう。つまり、『アイツ』の狂撃波動は正常な人間を断罪者に変えてしまうのに必要なスイッチみたいなものなんだよ」
「それじゃあ...断罪王現象は実質、人為災害...!それより石間さん『アイツ』って誰ですか?」
「奈良見、その話は後だ。というわけで、新田、お前が真に復讐するべき相手はアキオじゃない、アキオに狂撃波動を放った『アイツ』だ。だからいますぐ銃をおろせ、お前がその銃口を向けるべき相手はアキオじゃない『アイツ』だ」
「ぼ、僕はだれにも狂撃波動なんて受けた覚えはないぞ...」
「おそらく、遠距離からいじめられている最中のお前を狙って、狂撃波動を撃たれたんだろ、つまり『アイツ』は今、どこからか、この状況を見ているはずだ...」
新田が懐に拳銃をしまう。
「石間君、その『アイツ』についての話、あとで詳しく聞かせてもらうわよ」
「へいへい。ということで、アキオ、とりあえず、おとなしくなってもらうぞ」
俺は右手でアキオの頭部をつかんで狂撃波動↓を放つ。
『????????????????????????????????????
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