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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百九十七話 伊倉アキオ その2
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らないわ、こうなった以上、アンタたちにも捜査に加わってもらうわよ!」
「でも、このイラストを見る限り、音声証拠がなくても、アキオはどうみても断罪者だぜ、それをお前さん、どうしてそこまでアキオを死刑にしたがるんだ?」
「今日、アキオに殺された被害者の中に私の弟がいたのよ」
「なるほど、それで一人でここに来たってわけか」
「上に捜査に個人的な感情を持ち込まれては困るって言われてね、捜査を外されたのよ」
「え!それってもしかしてみくちゃん違法捜査じゃないですかー」
「とにかく!私の捜査に協力しなさい!」
「ダメだ」
「どうして?」
「お前、断罪者が死刑にできねぇからって、アキオを殺して、殺された弟の仇を取るつもりだろ?」
「そんなことしないわ、できれば、断罪者である事実をなかったことにして犯罪者として法で裁いて死刑にしたかっただけよ」
「殺意は認めるんだな?」
「そりゃ、そうでしょ、家族を殺されたのよ。でも、別に私の手で殺そうとかは考えてないわよ、そう!考えてない...わよ...」
「わかった、俺はお前の言葉を信じる、だからお前も俺と奈良見を絶対に裏切るな」
「え!私もですか?」
「あったりめぇだろ!おめぇも俺と一緒にアキオを探すんだよぉ!」
「ありがとう、頼りにしてるわよ二人とも」
俺と奈良見は新田みくの運転する車に乗って移動を開始した。
次回予告 伊倉アキオ その3
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