イプシロンを倒せ!!
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ザザ!!
「…ぐっ!!」
徐々に押し込まれて行くデザーム。
「吹き飛べぇぇ!!」
グワキャアアアアアアン!!
デザームの視界に拡がるのはワームホールを破壊し自らの横を通過して行くボールであった。
ピーーーーーーーー!!!!
《ゴォォォォォォォォーーーーール!!!》
「「「うおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!」」」
アツヤくんの雄叫びにみんなも共鳴する様に声を上げる。
「やった!やったぁ!!!」
「ああ。最高のシュートだった」
アツヤくんの最高のシュートに私と黒薔薇くんはグータッチを交わす円堂くんとアツヤくんを見る。
「流石だぜアツヤ!!」
「当たり前っ……、いや円堂お前のお陰も一割くらいはあるかもな」
「げっ、一割かよっ」
「ふふふっ、キャプテン。それはアツヤなりの照れ隠しだよ」
「よ、余計なこと言うんじゃねえ兄貴!!」
「何だよアツヤ〜。可愛いとこあるじゃないかよ〜」
「ぐっ!うるせえ染岡ぁぁっ!!」
「「「あはははははっ!!」」」
完全に流れはこっちだ。
もう一度チャンスを作って勝つ!
ピーーーーーーーー!
笛と同時に相手キーパーデザームから声が響く。
「ゼル!そのボールを吹雪アツヤに渡せ!」
ゼルは驚いた表情を一瞬見せたが意図を理解したように不敵な笑みを浮かべアツヤくんにボールを渡す。
「な、何だと…!?」
アツヤくんは一瞬動揺するが、すぐに笑い出す。
「ははははっ!この吹雪アツヤ様のシュートをもう一度受けたいってことか!良いぜやってやる!もう一度全力のエターナルブリザードを貴様にぶち込んでやる!!」
アツヤくんは駆け上がって行く。
私たちも駆け上がるがイプシロンは誰一人動かない。
「アツヤ決めろっ!!」
染岡くんに言葉に頷き全力でシュートを打ち込む。
「エターナルブリザードV3ィィィッ!!」
ギュオオオオオオオ!!
「お前の全力に私も応えよう!!」
デザームが右手を上に上げる。
それと同時に右手がドリルを纏って行く。
「ドリルスマッシャー!!」
ギュイイイイイイイイイイイイン!!ガキンッッ!!
パシッ……。
「う、嘘だろ…!?」
進化したエターナルブリザードはドリルスマッシャーの威力に完璧に負け
ドリルで上空に弾いたボールは悠々とデザームの手に収まった。
「ふ、ふははは!ふはははははははっ!!この私にドリルスマッシャーまで使わせるとはな…。ここまで楽しませてくれた人間はお前らが初めてだ!」
「あ、あんな凄い必殺技を持っていたのか!」
円堂くんもデザームの強力な技を見て冷や汗を
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