イプシロンを倒せ！！
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ているみたいだけど…」
私の言葉に風丸くんが答える。
「あいつはサッカーに関しては無意味な事はしないさ。楽しみにしておこうぜ！」
「うん、そうだね！」
点を奪われてビハインドとなった雷門中。
だけど私たち雷門イレブンはこんなことで諦める訳はない！
「さあ、行こうか染岡、アツヤ。俺ら雷門のFWの力見せつけるぞ！」
黒薔薇くんの言葉にニヤッとする染岡くんとアツヤくん。
「「当たり前だっ！！」」
ピーーーーーーーー！！
《ボールを持って駆け上がる雷門のFW3人！！吹雪アツヤの凄まじいドリブルで中央から切り開いていきます！！》
「おらああああ！！」
やや無理矢理気味ではあるが、アツヤくんのフィジカルの強さでイプシロンの選手と張り合っている。
私もFWの後ろについて上がっていく。
「しまった…っ！？」
流石のアツヤくんもイプシロン2人からの猛チャージでボールを溢してしまう。
「任せて！！」
私はすぐさまフォローの入り鬼道くんへとパスを出す。
「よし！風丸！天空橋！一之瀬！お前らも上がれ！！」
鬼道くんの指示に従い私たちも前線に駆け上がる。
「行かせるなぁ！」
スオームの指示がイプシロンに飛ぶ。
しかし、今持ってるのは天才ゲームメイカー鬼道有人である。
「一之瀬！」
「鬼道！」
2人は声を掛け合い徐々に中央に寄っていく。
2人で華麗なパス、ドリブルを披露して行く。
「何をやっている！止めろ！！」
スオームの声に食い入るようにゼルが叫ぶ。
「中央に誘き寄せられているんだ！サイドがガラ空きだ！！」
「何っ！？」
そんなイプシロン相手に不敵な笑みを浮かべる一之瀬くんと鬼道くん。
「ふっ、今更気付いても遅いよっ！！」
「ダーリン行ったれ〜！！」
リカちゃんの応援もベンチから響いてくる。
「風丸！！」
「よし！このまま突き進む！！」
風丸くんの疾風のような走りで前線にボールを運んでいく。
「黒薔薇！！」
風丸くんからボールを受け取った黒薔薇くん。
眼光はデザームのみを捉える。
「行かせない！」
モールが黒薔薇くんのブロックに入る。
「これが止めれるか…！？」
黒薔薇くんはドリブルをしながらシザースで上手く敵を抜き去る。
「凄いテクニック…！」
私が関心している間もなく、黒薔薇くん対デザームの一対一の幕開けだ。
「ふふふっ…！来いっ！！」
デザームも不敵に笑みを浮かべ構える。
「お前に引導を渡してやるっ！デスサイスG2！！」
デザームに襲いかかる死の鎌。
「ふははははっ！！素晴らしいシュートだ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除