第69話:惰眠から覚めよ
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ベッドに横たわって何もせずにいてどうするんです。
満足に戦闘ができないなら他にやれることがないか考えないのですか?
娘をさらわれたかわいそうな父親っていう悲劇の主人公になりきるのは
結構ですが,それで何かが解決できますか?
さっき,はやてさんにさっさと復帰するとうそぶいてましたけど,
あれはただのポーズですか?そうじゃないでしょう》
「・・・言いたいことを言うね。でも,レーベンの言うとおりだな。
俺は,自分で自分をかわいそうな奴だと思って自己憐憫に浸ってた。
しかも,なのはに責任を全部押し付けて」
《ようやく目が覚めたようですね。おはようございます,マスター》
「まずは,さっさと動けるようにならないとな」
《ええ。まずはそこからです》
「そのためにはしっかり食って,しっかり寝ることだな」
《はい》
「じゃあお休み」
《はい,ゆっくりお休みください。今は》
「ああ。それとレーベン」
《なんでしょう》
「叱ってくれてありがとう」
《・・・どういたしまして》
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