第六百八十二話 マイナー国家の中のマイナー国家としてその八
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「百億はね」
「大きいのは事実だね」
「そうよ」
まさにというのだ。
「だから一丸となって頑張るべきだよ」
「若しもだよ」
ここでシッドは心配な顔になって述べた。
「カナダ人ののんびりさが出て」
「それで動かないね」
「カナダ人ののんびりはね」
「連合一かもね」
「あくせく働く国民性かというと」
それはというと。
「お仕事はしても」
「のんびりでね」
「働く時間もね」
「それなりだけれど」
「目立ってないから。それで遊びもね」
これもというのだ。
「連合はよく働けよく遊べ」
「よく学べでね」
「それでよく寝ろだけれど」
「何かカナダ人ってどれも普通で」
「ぼーーーっとしている時間が多いわね」
「そんな感じだよね」
「連合での休憩っていうと」
メアリーはこのことも話した。
「もうスイッチがオフになって」
「完全にね」
「寝る感じでしょ」
「そうだよね」
「休むイコールね」
「睡眠だよね」
「もう起きている間はね」
「働くか勉強するか遊ぶか」
「常に何かをしていて」
それでというのだ。
「休むとなると」
「本当にスイッチがオフになって」
「寝てるね」
「動いていないなら寝る」
「それが連合だね」
「けれどカナダはね」
自分達の国はというと。
「連合にしては珍しくね」
「ぼーーーーーっとしているね」
「そんな時間が多いわ」
「そこに食べるのもあるけれど」
ここで言ったのはトムだった。
「連合はね」
「沢山飲んで食べるわね」
「仕事が終わったら物凄い勢いでね」
「大量に飲んで食べて」
「そしてね」
それでというのだ。
「食べ終わるとね」
「寝るかね」
「遊ぶか働くか勉強するか」
「お昼休みはあっても」
それでもというのだ。
「その間もね」
「オフになる感じだね」
「スイッチがね」
「そんな風だね」
「けれどカナダは」
「飲んで食べるのも時間がかかって」
「休み時間も長いのよね」
こうトムに話した。
「これが」
「そうだよね」
「ゆっくり食べて飲んで」
「それでゆっくり休んで」
「スローライフなのよ」
「これも宣伝に出来るかな」
トムはふとこう思った、連合は全体的に忙しく言うならばスピードライフであるがその反対にというのである。
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