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神々の塔
第一話 衝撃の後でその四

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「これまで政にや」
「専念してたわ」
「それで国は豊かになってな」
「枢軸を圧倒してたけど」
「あらゆる面でな」
「しかし見落としてたな」
 中里は苦い顔で述べた。
「僕等の能力のことはな」
「それも上げられることはわかってた」
「そのことはな」
「それは政をしても上がる」
 レベルは経験を積めば上がる、それは戦闘だけでなく政を行うことでもであり他のことを経てもである。
「しかしな」
「それでもやな」
「戦闘をな」
 これをというのだ。
「どんどんしていくとな」
「やっぱり一番レベルが上がるな」
「枢軸は星のモン全員がや」
「徹底的に強うなったな」
「それでや」
 その為にというのだ。
「あの連中はや」
「あそこまで強かったな」
「そや」
 まさにというのだ。
「天の星のモンは神星クラスになってな」
「神星の三人はやな」
「それ以上にや」
「強うなったな」
「それでや」
 その為にというのだ。
「その星のモンの強さでや」
「勝ったね、あれやね」
 ここで綾乃はこう言った。
「大谷さんのおる日本ハムやね」
「ああ、大谷さんな」
 リーもそれはと応えた。
「あの人はちゃうな」
「もうバケモンやね」
「投げるのも凄いけどな」
「打っても凄いから」
「桁外れの怪物や」
「あの時パリーグはソフトバンクの戦力が圧倒してたわ」
 綾乃は当時のパリーグの状況も話した。
「超巨大戦力と言われて」
「日本ハムと比べてもな」
「やっぱり全体の戦力で言うと」
「もうな」 
 それこそとだ、リーは話した。
「ソフトバンクが勝ってたわ」
「それでも大谷さんを軸として戦って」
「そのソフトバンクを退けてな」
「勝ったわ」
「そやったな」
「確かに国力ではうち等が圧倒してたわ」
 まさにとだ、綾乃も話した。
「技術力も含めて」
「もうやで」
 それこそとだ、シェリルは綾乃に応えて話した。十人共今は深刻な顔になり自分達の敗北を噛み締めている。
「人口もちゃうかったし」
「総生産も」
「もうな」 
 それこそとだ、シェリルは話した。
「百倍以上はな」
「優に開いてるで」
「それが軍事力にも出て」
 そうしてというのだ。
「兵器も武器もな」
「圧倒してて」
「そしてな」
 そのうえでというのだ。
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