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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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2月になると、コウが引っ越し先、決めたと言ってきた。赤羽というより北赤羽の駅に近いところだった。私も、学校帰りに寄り道も出来るのでそこに決めたと言っていた。
そして、月末に引っ越しの日、私は、お手伝いに行ったのだけど、今度は1DKの広さで4階建てマンションの3階の部屋で、ベランダも付いていて洗濯機はそこに置けるようだった。そして、キッチンも少し広くて2口のIHのコンロが備えついていた。隣の部屋にはクローゼット風の押し入れが付いていて、その部屋にはベッドしか置くものが無かったみたい。とりあえず、荷物が落ち着いた後、ダイニングのテーブルだけを買うのでホームセンターに行って、トラックも借りて運んだあと、コウがトラックを返しに行っている間に私は足りない物をメモ書きしていた。食器類なんかはお母さんにお願いして、追々家から運べばいいやとか考えていた。
「なぁ 帰るの遅くなってもいいんだろう?」
「だめなの 今日は家に言ってきてないからー 今度、理由つけて、言ってくるからネ」
「そうかぁー じゃぁ 直ぐに しょーぅ」と、私を抱くようにして、ベッドに抱え上げてきた。私は、ごく普通のショーツを穿いていたんだし、また、あの部分が濡れて湿ってしまうのも嫌だったので、キスをした後直ぐに自分からすべて脱いで抱きついていったのだ。
家に帰った後、私はいろいろと食器類を物色していたので
「美海ちゃん 何か探しているの?」
「あっ そう お友達がね マンション借りたので なんか使ってない食器余ってないかなー お母さん いいでしょ?」
「ええ まぁ 使ってなくて 処分に困ってるものもあるわよ 適当に選びなさい それより美海ちゃん 来年 成人式でしょ 着物 そろそろ考えなきゃーネ」
「お母さん レンタルにするよ だって そんなに着る機会ないじゃぁない 充分よ」
「だってさー せっかく 娘居るんだから お正月だって 着飾りたいんじゃぁない?」
「ううん お母さん 私 普段 贅沢なお洋服 買ってもらってるから要らない ウチだって そんなにお金に余裕あるわけじゃぁないし 碧だって どこの大学いくかもわかんないし・・」
「そう でも 写真ぐらいわね そろそろ 予約しておかないと・・」
そうなんだ。私、7月に20歳になっちゃうんだ。もう、経験を済ませた女になっちゃってるけど・・。
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