第七十二話 キャンバスライフその三十九
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「ですから」
「そうして汗をかくのね」
「中学の時も何かと歩いたり家に帰って縄跳びしたりして」
「縄跳びしてたの」
「そうでした」
「部活しなくても身体は動かしていたのね」
このことには素直に感心しました。
「そうしていたのね」
「そうしたら頭すっきりして汗かいてそっちでもすっきりしますから」
だからだというのです。
「そうしていました」
「そうだったのね」
「それで今はです」
「歩いたりひのきしんさせてもらって」
「身体動かしています」
「だから部活しなくてもいいのね」
「というか本当に部活嫌いですから」
またこう言いました。
「入らないんです」
「もうそれは絶対なのね」
「何があっても入りません、暴力受け損ですから」
「だからそんな顧問の先生異常だから」
その暴力の内容を聞く限りです。
「普通に捕まるでしょ」
「一般社会じゃそうですよね」
「そうよ、頭おかしいでしょ」
その顧問の先生はです。
「どう考えても」
「ですが最初にその先生見て」
「もう決めたのね」
「部活は絶対に入らないって」
「最初が肝心だからね」
何事もです。
「いきなりそんなとんでもない人を見たら」
「僕みたいになります?」
「ええ、新一君のお引き寄せってね」
今思ったことです。
「結構以上に凄いわね」
「いい人に出会えて」
「悪い人はとことんなのね」
「そうですね、その悪い人も見て」
いい人だけでなくというのです。
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