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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百九十五話 梅原ノリオ その2
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るんですか?」
「断罪者収容所に入ってもらうことになる」
「断罪者収容所?」
「断罪者収容所っていうのは、わかりやすく言えば、断罪者(社会不適合者)が入る刑務所のことだ。ノリオ君がいくら足に自信があっても警察に捕まれば、断罪者収容所に入ることになってしまうよ」
「嫌だ!僕は刑務所なんかに入りたくない!」
「なら俺との約束を守ってくれるかな?」
「はい、でも、お母さんとお父さんが、『今』の僕を受け入れてくれるでしょうか?」
「キヌさん、『今』のノリオ君を受けて入れられますか?」
「夫と共に努力してみます...」
「狂撃波動をノリオ君に直撃させれば、一時的にノリオ君はまともになります、しかし、ご両親が『今』のノリオ君を受け入れることができなければ今回の件を解決することは不可能でしょう。俺はぜひ、ご両親にもノリオ君と一緒に変わってくれることを願っています」
衣服を着用したノリオ君と共に母親のキヌさんがリンクセンター石間を去った。
俺の隣で奈良見ルナがつぶやく。
「石間さん...子育てって大変なんですね...」
「ああ、だから俺は絶対に結婚なんてしないし、子どもも作らない」
「石間さんは、そのほうがいいと思いますよ」
「なんか腹立つな」
その後、ノリオ君は務めていた役所を休職した。
それから一ヶ月の間、露出狂が県内に現れることはなかった。
次回予告 伊倉アキオ その1
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