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ハイスクールD×D 蒼き凶鳥
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第零章 転生から大戦へ
プロローグ2

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「粗茶じゃ」
「あっどうも」
あまりにも堂々と居座っているので質問することすらできずにいる。
渡された茶柱のたっているお茶を飲み質問をすることを決意する。
「あの、あなたは誰ですか?」
「儂か?儂はまぁいわゆる神というやつじゃ」
普通ならば頭がおかしいとしか思えない言葉だが何故かわからないが信じることができた。
「驚かないんじゃな?」
「いやまぁ唐突すぎて混乱しているというかなんというか」
「無理もない、電車に轢かれたと思ったら自分の部屋で目覚め、見知らぬ老人がいるんじゃからな」
「ええ、まぁってなんであなたがそのことを知っているんですか!?」
「なにがじゃ?」
「なにがって電車に轢かれた夢の話ですよ!!」
「ふむ…お主は一つ勘違いをしておるようじゃな」
「勘違い?」
「そうじゃ、あれは夢ではないお主の身に実際におこったことじゃ」
「ちょっと待ってください、あれが夢じゃないってそんなこと信じられるわけないじゃないですか。現に今俺は生きていますし」
「それだったら儂がここにいる必要がないじゃろう、それともお主は轢かれたときの感覚が夢だと言い切れると?」
「…それは」
「はっきり言おう、お主は死んだ。それは変えようのない事実じゃ」
全身から力が抜ける、なにがなんだかわけがわからない。
ふと一つの疑問が頭の中に浮かぶ、あの声はなんだったのだろうか?
「ふむ、その声こそ儂がここにいる理由じゃ」
考えを読まれた!?
「そりゃ神じゃからな、考えくらい読めるわい」
な、なるほどさすがは神様だ…それで理由って?
「ふむ、実は数多いる神の一人が規則を破り人間界で違法行為をしていたのじゃ。本来儂ら神は人間界に関わることを禁止されておる。じゃがあやつはそれを無視し人間界に影響をあたえた。それは最初とても小さい影響じゃったがだんだん規模が大きくなっていったのじゃ。あやつはとても頭がまわる神での、儂らも決定的な証拠がつかめなかったのじゃ。しかし、調子にのったあやつはお主を殺した。あれだけの人がいるなかでの出来事じゃったからとうとう儂らもあやつを捕まえることができたのじゃ。」
そうか、俺を殺した神は捕まったのか…。
「うむ、今は神としての全ての力を剥奪され死より厳しい罰を二十億年ほど執行される予定じゃ」
に、二十億年、想像も出来ないな。
「話を戻すぞい、本来死んだ魂は事務的に輪廻転生の輪に組み込まれるのじゃが……お前さんは事情が事情じゃから他の神々と話あったのじゃ」
俺一人のために話あってくれたのか、なんか意外だな。
「そこでだされた結論なんじゃが、お主転生してみんかの?」
…はい?

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