原作前
第零章 転生から大戦へ
プロローグ1
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いつも通りの日常、学校が終わり駅のホームで帰りの電車を待ちながら、Gジェネのことを考えていた。
(ユニットコレクションは完璧になったし、何しようかなぁ〜やっぱりアッガイ軍団をつくるか?)
ここ最近考えることは、Gジェネ最新作であるSDガンダムGジェネレーションオーバーワールドのことばかりだった。
駅のホームは、電車を待つ同じ学校の生徒や会社員で混み始めていた。
電車がホームに入ってくるためホーム内に警告音が鳴らされている。
そんな中Gジェネのことを考えている俺の後ろから、小声でそれでいて妙な声が聞こえた。
その直後背中を押される感覚とともに俺は線路に放り出された。
目の前にはホームに入ってきたばかりでまだスピードのある電車。
やけにゆっくりに見えるその光景の中、なぜかあの妙な声を思い出していた。
(たしか「今回はこいつでいいか」って言ってたっけ?)
俺が最後に感じたのは想像を絶する激痛と、衝撃で身体がつぶれる感覚だった。
毎朝きこえる目覚ましの音で俺は飛び起きた。
視界にはいるのはいつも通りの日常をすごしていた。
「俺の部屋?じゃあさっきまでのことは夢…なのか?」
とりあえず気持ちを落ち着かせてリビングに行こうとすると、どこか違和感を感じた。
自分の部屋であるにも関わらず、他人の部屋にいるような感じがしたのだ。
リビングにつくとそこには、白い髭を蓄えた見知らぬ老人がお茶を飲んでいた。
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