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八条学園騒動記
第六百八十一話 料理チャンネルその八

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「遂にね」
「そうなったね」
「目標は千人だけれど」
「百人超えたのは嬉しいね」
「一つの節目だね」
「まずはね」
「このままこつこつと」
 シッドは笑顔で話した。
「増やしていこうね」
「動画あげていってね」
「そうしていこう」
「今度はカツ作るけれど」
 メアリーも視聴者数を確認しつつ話した。
「豚肉でね」
「それでだね」
「作るわ」
「豚カツだね」
「それを作って」
 メアリーはトムに話した。
「それにサラダもね」
「作るんだ」
「そうするわ」
「じゃあそっちの用意もしようね」
 トムはメアリーのその言葉に頷いた。
「今日だね」
「ええ、今夜作って」
 そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「食べるんだね」
「そうしましょう」
「作ったら食べる」
「絶対だよね」
「食べない選択肢はないわ」
 一切と言うのだった。
「もうね」
「食べものは粗末にするな」
 トムは強い声で言った。
「そうだよね」
「そう、作ったらよ」
「食べないとね」
「駄目よ」
「何の為にお料理を作るか」
「食べる為でしょ」
「美味しくね」
 トムはこの言葉も付け加えた。
「その為だよ」
「だから作ったものはね」
「そしてお店で注文したものも」
「食べるのよ」
「それも残さずね」
「それが大事よ、食べものは残さないことは」
 出来るだけだ、尚残飯は家畜の餌になる。この時代でも豚がそれを食べることは同じことであり再利用もされている。
「何といってもね」
「絶対だよね」
「そうよ、だからね」
 それでとだ、メアリーは話した。
「私達もよ」
「連合全体にカナダ料理を宣伝して」
「それと共にね」
「美味しく食べるね」
「そうするのよ」
 是非にというのだ。
「楽しくね」
「そうだよね」
「さもないと」
「勿体ないからね」
「食べものを粗末にするなんて」
 それこそという口調の言葉だった。
「罰が当たるわよ」
「地獄に落ちるね」
「日本の漫画であったけれどね」
 シッドはここでこんなことを言った。
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