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魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
消えた書類と下部隊
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ちらの方で?」
「はい。それと先日の襲撃の犯人だったりします。」
僕はあの事件の加害者であったことを伝えたが、オオカリ二佐は
「そうですか。あの時の。ではこの隊の戦力も安全ですね。」
「明日はもう一人の新准尉を連れてくるので、挨拶はそれからと言うことで。」
「了解です。」
オオカリ二佐は礼をしてから部隊長室を出ていった。
それにしても下部隊があったなんて知らなかった。
「チンク姉、その格好だと怪しまれますのでこれを着てください。」
僕は発注しておいたチンク姉用の強行調査専門部隊の制服と、管理局の制服を渡した。
そして僕が指示したのは部隊の制服。
「真っ赤なのだが。」
「この部隊は特別だから一般局員とは違い制服は二着あるのです。これは部隊としての隠密行動の時に重要になって来るのです。正体を隠す際に良く使います。」
「そんなので管理局の部隊として活動出来ているのが不思議だな。」
「とにかく応接室に行きましょう。」
僕はチンク姉と応接室に向かうことにした。
応接室はこの部隊の前進である総合調査隊隊舎(旧隊舎)の一階に設けられている。
旧隊舎は現在使用中の隊舎の一階の西側に連絡通路が設けられている。
部隊長室からは一分も掛らない所にある。
移動中は先日起きた事件の現場に保管されていた
古代遺物
(
ロストロギア
)
が旧隊舎の資料室に移動していた。
「資料管理ご苦労様です。」
僕は声をかけた。
「部隊長もお疲れ様です。大変ですね。今日も下部隊との話し合いなのでしょう。」
「はい。でも一体何のようで?」
「聞いていないのですか?下部隊は廃止されて、前下部隊はこの部隊に配合されるのです。」
「ちなみにその部隊人数は?」
「全員で48人です。僕は此処なので失礼します。」
青年はきっちり仕事をこなしていた。
トレス・ミレント一等陸士。
彼の名前だ。
覚えておこう。
「失礼します。皆さん今日はようこそお出でくださいました。僕はこの部隊の部隊長である未来・夏村・ハラウオン准将です。」
すると一番右側の女性から立ち上がり、
「リリ・キディ二等空尉です。研究所専門調査部隊の部隊長を務めています。」
「シンヤ・ポーテル二等陸尉です。本局部隊専門調査部隊の部隊長を務めています。」
「エリス・ジェイミ三等陸尉です。地上本部部隊専門調査部隊の部隊長を務めています。」
「チム・ミレイ一等陸尉です。違法施設専門調査部隊」
「クナ・オオキ二等空尉です。聖王協会関係調査専門部隊の部隊長を務めています。」
最初の女性から次々に挨拶をされた。
「本日のご予定は配合についてですか?」
「「はい。」」
全員が口を揃えて、そう告げた。
そもそも僕としてはこの案にはあまり関心がないため、この五人にこんな確認をした。
「皆さんは部隊併合
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