暁 〜小説投稿サイト〜
 妖精さんは灰色の騎士さんを(性的に)襲う事を決意したそうです。
灰色の騎士さんは元死線のメイドさんと浮気エッチしちゃうそうです。
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る間も手を離してくれなかったから緊張してあんまり劇に集中できなかったな……


「昼は何処で食べますか?ロイドに美味しい中華のお店を教えてもらったからそこに行きますか?」
「実は今日は私がお弁当を作ってきたんです」
「えっ、シャロンさんの料理ですか?それは楽しみだな」


 学生時代はシャロンさんの手料理をZ組の皆で食べていたんだよな。久しぶりにシャロンさんの料理が食べられると思って嬉しくなるよ。


 俺達は静かな場所に移動してベンチに座る。そしてシャロンさんが持ってきた弁当を見て目を輝かせた。


「おおっ、美味しそうですね」


 サンドイッチにサラダ、そして魔法瓶に入ったスープなど実に美味しそうなラインナップだった。


「食べても良いですか?」
「勿論ですわ。リィン様のために愛情を一杯込めて作りましたので?」
「なら頂きますね」


 俺は合掌してまずはサンドイッチを食べることにした。具材はシンプルな卵にローストビーフを合わせたモノ、豚肉をカツにしてマスタードと挟んだモノの二つだ。どっちも美味しそうだな……


「美味い!シャロンさんの手料理は久しぶりに食べたけどやっぱり美味しいです!」
「喜んでいただけたなら嬉しいですわ。あら、リィン様少し宜しいですか?」
「どうしたんですか……!?」


 その時だった、シャロンさんが急に俺に顔を寄せると唇の側にチュっとキスをしてきたんだ。俺は驚いて思わずサンドイッチを落としてしまいそうになった。


「ふふっ、お口の端のパンのクズが付いていましたよ?」
「あ、あはは……ありがとうございます」


 ペロッと唇を軽く舐めるシャロンさんに俺はそう言うしかできなかった……


 そ、それにしたってハンカチで拭くなりあったと思うが……まあ多分からかってるだけだよな。昔からシャロンさんは俺をアリサ関係でからかってくるしそんなものだろう!うん!


 俺はそう思ってサンドイッチを食べ続けた。


 昼ご飯を食べ終えた俺とシャロンさんはミシュラムに向かった。今はビーチで水着になってバナナバートを楽しんでいる。


「うふふっ、年甲斐もなくはしゃいでしまいましたわ?」
「楽しんでいただけたなら良かったです」


 シャロンさんは実に楽しそうで俺まで嬉しくなってきた。でもバナナボートで胸を押し付けてくるのは止めて欲しかった。ボートが揺れるたびにシャロンさんの胸が俺の背中でムニュムニュと形を変えて楽しみ暇がなかったぞ……


(危うく俺のバナナボートが浮かぶところだった……)


 そんな馬鹿なこと思ってしまうほど俺は疲労していた。今だってシャロンさんは恋人つなぎしながら大きな胸に俺の腕を挟んでくるんだ。

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