第149話
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か仕掛けがあるんじゃないの?」
エイドスの説明を聞いたラウラは真剣な表情で呟き、ある事に気づいたティータは安堵の表情を浮かべ、ティータの言葉に頷いた後ある懸念を抱いたジンは真剣な表情でケビン達を見つめ、ミリアムとフィーはそれぞれ指摘した。
「―――――その通りです。」
「オリビエさん達には申し訳ないけど、ケビンさん達もそうだけど僕達も全員でエイドスを守らせてもらうよ。」
ミリアムの言葉にリースとアドルが答えた後セルナート総長以外の星杯騎士達とアドル達とナユタ達がエイドスの前へと移動してそれぞれの武装を構え
「勿論私自身も魔法陣の範囲外に出されない為に”迎撃”をさせて頂きます。」
「神父達から聞いていた通り、空の女神の得物は”槍”か。」
「それも”劫焔”が振るっていた”魔剣”やサンドロット卿の得物である”騎兵槍”のように尋常ならざる気配を感じる事からして、何らかの力が宿った”魔装”の類なのであろう。」
異空間から取り出して構えたエイドスの神槍を目にしたミュラーは真剣な表情で呟き、アルゼイド子爵はエイドスが持つ神槍を分析していた。
「ちなみにフィーさん疑っていたこの魔法陣の”仕掛け”は私がこの魔法陣を通じてゼムリア大陸の霊力を供給する為のものです。」
「エ、”エイドス様がゼムリア大陸の霊力を供給する為の魔法陣”って事は……!」
「エイドス様があの魔法陣の中にい続ける事でエイドス様の霊力に限界はないという事ですわね。」
「つまりはエイドス様の霊力は常に供給され続ける事で、エイドス様は魔法を撃ち放題する事が可能である事もそうだけど霊力切れによる疲労や魔法を封じる事は不可能という事でしょうね。」
「おいおい、マジかよ……」
「冗談抜きで”影の国”でフェミリンスさんと戦った時以来の激戦になるかもしれないわね……」
エイドスの説明を聞いた仲間達がそれぞれ驚いている中アリサは信じられない表情で呟き、シャロンとエレインは真剣な表情で分析し、アガットは表情を引き攣らせながら呟き、シェラザードは疲れた表情で溜息を吐いた。
「ハッ、数はこっちが圧倒的に上なんだから数の差に任せて押し切ってやればいいだけだろうが。」
「フフ………意気込むのは結構ですが、”たったそれだけの戦力だけ”では私どころか”お父様達の元に辿り着く事すらも難しいと思いますよ?”」
「そ、それはどういう事ですか……!?」
「どうやらその口ぶりだと、そちらの戦力はまだいるようだな?」
鼻を鳴らした後意気込むアッシュに静かな笑みを浮かべて指摘したエイドスの不穏な言葉が気になったエマは不安そうな表情で訊ね、ある事に気づいたユーシスは厳しい表情でエイドスに問
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