第149話
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現在はそうなります。”」
「………?」
「ほう?まさか星杯騎士の同胞まで放蕩皇子達と共に”空の女神”であるエイドスに挑むつもりとはな。」
「皆さんから話には伺ってはいましたが、まさかグラハム卿とヘミスフィア卿に加えてセルナート総長までいらっしゃっているなんて……」
エイドスの確認に対してトワは頷き、トワの答えのある部分が気になったルフィナが眉を顰めている中セルナート総長は興味ありげな表情でアリサ達と共にいるトマスとロジーヌへと視線を向け、視線を向けられたロジーヌは表情を引き攣らせながらセルナート総長を見つめて呟き
「総長もご存じのように、今の私とロジーヌ君の”星杯騎士”としての権限は凍結されていますからね。それにエイドス様は”現代のゼムリアの人々の絆”も確かめようとされているとの事ですから、”ゼムリアに生きる人”でもある私達も彼らと共にエイドス様に挑む事は決して”星杯騎士”として間違った行動ではありませんよ。」
「フフッ、物は言いようだね♪」
「ハハ、相変わらず食えない人やな、副長。」
トマスの説明を聞いたワジは静かな笑みを浮かべ、ケビンは苦笑していた。
「その様子では何やら”策”を練ってきた御様子ですが、果たしてその”策”が私の”これ”に通じますかね?」
アリサ達を見回して口元に笑みを浮かべたエイドスは指を鳴らした。するとその場にいる全員は一瞬で謎の空間へと転移させられた!
〜???〜
「こいつは………」
「”月の霊場”で僕が暴走した時にテスタロッサが僕達を転位させた空間に似ているようですけど……」
「まあ、アンタならこんな”奇蹟”すらも造作も無い事なのでしょうね……」
突然の出来事に仲間達が驚いている中クロウとセドリックは驚き、セリーヌは目を細めてエイドスを見つめた。
「さて、”試練”の内容について説明させてもらいます。――――――と言っても大した内容ではありませんが。」
「虹色の魔法陣……?」
「直径は約20アージュって所ね。」
そしてエイドスはアリサ達からある程度離れた場所へと移動した後自身を中心に虹色に輝く巨大な光の魔法陣を展開し、それを見たガイウスは呆けた表情で呟き、サラは魔法陣の大きさを分析した。
「ルールは至って簡単です。私を今光っている魔法陣の範囲外から出す事です。そうすれば、試練は”合格”とみなします。」
「エイドス様を魔法陣の範囲外に……」
「という事はエイドスさんを無力化する必要はないって事ですよね……?」
「どうやらそのようだな。だが………」
「どうせ紅耀石以外の星杯騎士や空の女神の親族達がボク達を阻むんだよね〜?」
「それにその魔法陣も何
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