ちょっと踏み込んでみました
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の装備もちゃんと代金支払いますから!」
「君達の装備も上位版を持って来てある、持って行くと良い」
メニューを操作してそれぞれ装備を表示する。
「うわー!? 金が、金が消えて行く――――でもこんなレア装備、俺達が何ヶ月かかっても手に入りそうに無い…………どうしたら良いんだッ!?」
「ならば前の装備を売り払って金に買えれば良いだろう?」
「――――でもこれには思い出が、俺達の血と汗と涙の結晶が――――売る訳には行きません!」
「クローゼット収納にも限界がある、マイホーム、急いだ方が良いぞ?」
「解ってます、解ってますけど…………金が……」
「金も融資して欲しいのか?」
「――いえ、要りません!! さぁ、サチ帰るぞッ!! 今日はありがとうございました!!」
「みんな、またね」
「はい、サチさんもみなさんと頑張ってください!」
サチが手を振り、ケイタ達は新しい装備をメニューに取り込んで去って行った。
「…………あんた、ちょっとは加減しなさいよ」
「んー? 何を言ってるのか全然解らんなー?」
「サチの扱いが気に入らないんだったら、直接言えば良いじゃない」
「バレバレか――――それはまたの機会にするよ…………今回ので変わると良いんだけどな」
「今の彼等だと、あなたが言いたい事は伝わらないと思うわ」
「やっぱアスナもそう思うか」
「ええ、このSAOで夢や希望を持ち続けて戦えるのは良い事だとは思うけど、彼等には、
――――月夜の黒猫団にはまだ覚悟が足りないわ」
「まぁ、それがあいつ等の良い所でもあるんだろうな」
「またサチさん誘いましょうね」
「あぁ、また今度な」
それから最前線に戻り――――俺は相変わらず部屋に軟禁され遠出の狩りが難しくなっていた。
早く何とかしないとアスナ達にレベルが追いつかれてしまうな――――さて、どうするべきか。
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