暁 〜小説投稿サイト〜
私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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私達は冬休みを迎えていて、岬のとこでクリスマスパーティをやろうと誘われていた。
「碧 岬んちでクリスマスパーティやろうってー 灯ちゃんも碧に来て欲しいんだって」
「あぁ ライン来てたなぁー」
「そう 返事したぁ?」
「いいやー ほったらかし だってよー 26日だっていうじゃないか もうクリスマス終わってるし」
「なんだけど あなた それで 返事もしてないのぉー?」
「だなぁー 行くの なんだか 面倒じゃん」
「バカ 灯ちゃんは碧に食べてもらいたいからって 何か作るって 張り切ってるみたいよ 直ぐに 返事しなさいよ! 楽しみにしてますって」
「なんでだよー 家で寝てるほうがいいよー まぁ あいつがサンタで短いの着た恰好でもしてくれるんなら 良いけどな」
「灯ちゃんは碧のオモチャじゃぁないんだからネ あんなに碧のこと思ってくれてるのにー」
「あのなー だからぁー あいつは苦手なんだって あんまり関わりたくない」
「何言ってんのよ まだ どこかの中学生のこと思ってんの? 灯ちゃん 良い子じゃない 文句言ってるとバチ当たるよ」
その日になって、文句言いながらも碧は後ろから付いてきていた。チャイムを押すと灯ちゃんが出てきて、肩の部分がフリルになっている花柄のワンピースでサンタ帽を被っていた。そして、少しお化粧もしているような・・。
「わぁ 相変わらずきれいわねー 灯ちゃん」
「うふっ お姉ちゃんがお化粧してくれたの 碧君も来てくれてありがとう」
「あぁ なんだよー その塗り絵みたいなのは」
「ちょっ ちょっとー 碧! そんな言い方ってー」
「いいの ミミちゃん いつも碧君って こんな調子だから 慣れてる」
「へっ 灯は そんなことしなくっても もともと美人だよって ナ」と、言ってしまった自分でも照れ臭かったのか外を眺めていた。
ダイニングテーブルに通されると、岬がホットプレートを真ん中に置いて、お皿とかの準備をしていた。
「いらっしゃい 碧君 久しぶりね 又、背が伸びた?」
「こんにちわ ちょっとだけ伸びたカナ でも もう止まったみたい」
灯ちゃんがバタバタしてると思ったら、皆にまだチーズがグツグツしてるグラタンを並べてきた。そして、碧に「コレっ」と言って、サンタ帽を差し出していた。
「なんだよー コレって」
「ウン お揃いネ」と、ニコっと笑って、碧に被せようとしていた。
「よせよー 何で こんなのー お揃いなんだよー やだよー」
「いいじゃぁ無いの せっかく 灯ちゃんが用意してくれたんだよネェー 文句言わないの!」
「いいんですよ 碧君って 文句言いながら 結局 私の言うこと、聞いてくれるんだから
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