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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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、チューブに詰めて、冷凍するといった簡単なものだった。そして、出荷の際にラベルを貼って出すらしい。だけど、二人だけでするから、割と忙しくて、次の作業へと手際よくやらなければならないのだ。
しばらくは、コウも手伝っていたけど、配達に行くといって出て行ってしまったので、莉子さんと夕方まで、びっしりと働いていたのだ。
その日の夜、私の歓迎ということで、叔父さん夫婦、お兄さん、そして莉子さんも集まっていてくれた。広い座敷の食卓には、すし桶が二つと霧降高原の牛肉だという冷しゃぶ、大きな鮎の甘露煮とナスとか唐辛子の炒めたものとかが並べられていた。
お父さんの音頭で歓迎の乾杯を済ませた後、私は麦茶だったので、莉子さんが
「ミミちゃん お酒だめなのー?」
「えぇ 私・・・」
「莉子ちゃん ミミはまだ未成年だよ」と、コウが冷しゃぶにドレッシングをかけながら言ってくれた。
「あっ そうかー 私等なんて 男女別々の高校なんだけど、中学の時の仲間が集まってぇーガチャガチャやってたけどなー」
「あのなー もう時代が違うし この辺のもんみたいにガサツじゃぁないんだよー」
「あらーら ミミちゃん コウちゃんはね こんなだから 昔からね この辺りじゃぁ可愛い娘と付き合うんだけど、直ぐに振られとったんよ 強引で我儘だからね 女の子の気持ちなんて考えとらんのよー 本当は優しいんだけどネ」
「莉子ちゃん しゃべりすぎだっぺ おとなしく食べてろやー」
「あはぁー 照れてるんけっ ミミちゃん お茶の水だって? すごいヨ 高校は?」
「はい 一女です」
「やっぱー そうけぇー 才女コースだんべー」
「もう いいっぺっヨ 莉子ちゃん 詮索するなよー 仲良くすんのは良いけどなー」と、コウは私に気を使ってくれているようだった。
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