第二千四百三十三話 キリのいいところで
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第二千四百三十三話 キリのいいところで
イギリスはウイスキーを飲みつつブランデーを飲んでいるフランスに言いました。
「馬鹿委員長の話の時は蒸留酒に限るな」
「ああ、一気に酔えて耐えられるからな」
フランスも応えて言います。
「あいつが絡むとな」
「強い酒しかないな」
「すぐにかなり酔えて聞いても平気になれるぜ」
「まあそのうち慣れるかと」
あくまでこう言う日本でした。
「それまでの我慢ですね」
「慣れると思えねえけれどな」
「いつも一緒にないと無理だろ」
イギリスもフランスも飲み続けています。
「まあそういうことでな」
「そっちもクリスマスパーティーやってるだろ」
それでと言うイギリスとフランスでした。
「そっちに顔出せよ」
「お前等三国は絶対にいないと駄目だろ」
「そうですか、では」
「ああ、またな」
「またあいつがやらかしたら呼ぶからな」
それで苦情を言うというのです。
こうして日本とアメリカ、中国は太平洋各国のクリスマスパーティーに参加することになりました、欧州各国はその三国を酔いながら見送りました。
第二千四百三十三話 完
2023・1・10
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