第五十一話 暴力の代償その十三
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「腕力で向かうよりもね」
「それだと叩きのめすだけね」
「けれどネットの力を借りたらね」
その場合のこともここで話した。
「住所氏名をその振る舞い込みではっきりわかって」
「特定班とかいう人達ね」
「そこから大勢の人が悪事を拡散してくれて」
住所氏名等個人情報込みでだ。
「それでどんどん糾弾するから」
「炎上ってやつね」
「いいのよ、棒ry区振るう相手には」
それこそというのだ。
「こうしてね」
「徹底的になのね」
まさにというのだ。
「潰すのよ」
「そうすべきね」
「そうよ、暴力振るう相手には容赦もいらないし」
「徹底的にやるなら」
「それならね」
「ネットね」
「そこが一番よ、覚えておいてね」
是非にというのだった。
「暴力に遭った時は」
「逃げるか」
「頭を使うことよ」
「決して腕力とかで向かわないことね」
「目には目とは限らないのよ」
「目には耳とかでもいいのね」
「危機を避けて悪い人を成敗するにはね」
それならというのだ。
「いいのよ」
「そういうことね」
「確かに悪事には報いという意味ではね」
「目には目でもなのね」
「本来そうした意味だしね」
ハンムラビ法典ではとだ、母は答えた。この法典は実に様々な法律と処罰が定められていることで有名である。
「それでいいけれど」
「戦い方はなのね」
「相手を確実によ」
「やっつけられる方法ね」
「暴力だと犯罪だから」
「犯罪に対する方法ね」
「法律とね」
それにというのだ。
「世の中に知ってもらうことよ」
「拡散ってことね」
「そうしたことで戦うといいのよ」
「そうしたら私でもなのね」
「とんでもない暴力を振るう人でもね」
その様な輩が相手でもというのだ。
「やっつけられるわ、それでまずはね」
「相手をよく見ることね」
「あんたもこれからお付き合いして結婚もするでしょうけれど」
母として娘の将来も話した。
「その中でよ」
「相手を見極める」
「このことはしないといけないってことよ」
「しっかりと」
「だからまずはね」
「どうした相手かをなのね」
「時間をかけていいから」
これは構わないというのだ。
「特に結婚相手だとね」
「ずっと一緒にいるから」
「だからね」
それでというのだ。
「時間をかけもして」
「よく見極めるのね」
「それで暴力振るう様な人は」
そうした輩だと思えばというのだ。
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