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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第9話 不吉な事件
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だ影響で発射出来ない状態になっていた。

「もう終わりだ、諦めろ」
「くそっ………まだ諦めてたまるか………このアーマーさえあれば何でも思いのままなんだ…このまま諦めて……あべべべべべべ!?」

会話の途中なのだが、土門が変な声を上げて白目のまま気絶した。

「もういいよ、どっちにしたって警察にお世話になるんだからね」

ライがすかさず近づき電気を流す。

(ピOチュウだなライ………)

口には出さずそんな事を思う零治だった。

「少し話を聞いて起きたかったが………恐らく誰からもらったかは知らないだろうな………後でスカさんに連絡を取るか」
「それにしても見事な連携だったな」
「そうだね。フェリア姉、私達も何か連携技作らない?いざって時に役に立つと思うんだけど………」
「確かに………私の爆破でダメージを与えながら相手の視界を奪い、それに乗じてノーヴェが必殺の一撃を加えるってのはどうだ?」

そんな会話を始める姉妹。

「おい、そんな話をするのは後で………何の音だ?」

桐谷が2人を注意しようとした時、不審な音に気がつく。

「セレン、一体何から音がなっている!?」
『………!!彼らが使っていたデバイスらしき物からです!!もしかしたら爆発物じゃ………!!』
「くっ、零治!!」
「分かってる!!みんな早くこの場から避難を!!」
「レイ、不良の皆は!?」
「残酷かもしれないけど自分達の命を優先しろ!!恐らく時間が無い!!」
「夜美、早く!!」
「分かってる………なっ!?」

逃げようとした夜美だったが何かに足を引っ掛けたのかその場に転んだ。

「夜美!?」
「くっ、我としたことが………一体………」
「逃がさねえよ………お前等も道連れだ………」

不良の1人に足を掴まれれ、夜美は転んでしまった。
足を使って振り払おうとするが、振り払うのに苦労している。

「レイ!?」
「ブラックサレナで転移する、他の皆は早くここから出ろ!!ラグナル!!」
『イエス、マスター!!』

ブラックサレナに変わった俺は、その場から転移し、夜美の所へやって来る。

「レイ!!」
「転移するぞ!!ついでにコイツも事情を話してもらうために………」
『ま、マスター!!AMFです!!』
「このタイミングでか!?」
『濃度が強すぎて転移は無理です!!』
「くそっ………」
「レ、レイ………」

不安そうに見る夜美に俺は頭を働かせる。

「アーベントのフルドライブで一点突破すれば………」
『ですがこの工場は広いです!!直ぐに爆発するかもしれない今の状態じゃ間に合いません!!だったらフィールドを最大出力で展開する方が………』
「いや、一つあるさ………」









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