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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第9話 不吉な事件
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求めてくる。
決して悪いことは無いのだが、たまには求めないでほしい。
「………翠屋のケーキ」
「プレミアムスペシャル3つずつ」
「なっ!?あのバカ高い上に予約殺到のケーキか!?俺だって滅多に食えないのにそれを3つも………」
「どうする?」
「ちょっとオットー、流石に悪いよ………」
だが、セッテを連れていって面倒な事になるよりはマシか………
「桐谷………」
「お前担当だろ?」
「くそ………ウェンディが何かやらかしても協力しないからな………」
「大丈夫だ、明人に全て行くから」
いい奴捕まえやがって………
「どうするレイ兄?」
「………お願いします」
「まいど」
そう言うと気合入れて屈伸しているセッテの首に手刀を叩き込み、気絶させた。
そして軽々と持ち上げる。
低身長のオットーが女子だけでなく、男子の中でも大きいセッテを持ち上げている。
何てアンバランス………
「………手馴れてるな」
「中学校では何度もある光景なので………セッテはああやってテンションが高すぎると結構隙だらけなんですよ」
「おい、その弱点不味いだろ………」
「そう思うならどうにかしろ師匠」
桐谷、テメェ………
「じゃあレイ兄、約束忘れずにね」
「あの………ご迷惑だったら無理しなくてもいいので………」
「いいや、ちゃんと準備しておくから、ディードも楽しみにしとけ」
「あっ、はい………ありがとうございます………」
そう言ってディードはオットーについていき、2人+気絶してる1人は静かに帰っていった。
「………さて、それじゃあ行くか」
「ああ………」
「何処へだ?」
「何処へって不良グループの溜まり場らしき場所に………って、あれ?」
後ろから不意に声が聞こえ、振り向くとそこには両手を組んで仁王立ちする夜美とライ。
そしてその横で、桐谷を睨むフェリアとノーヴェがそこにいた………
「全く、また2人は………」
「本当に懲りないな………」
夜美とフェリアを筆頭に4人から説教を受ける俺と桐谷。
その後ろにライとノーヴェと言った具合だ。
内容は当然、2人で危険な事をしようとした事についてだ。
歩きながらも話は終わらず、俺と桐谷は黙って聞いている。
そんな中30分ほど歩き着いたのが、いかもに溜まり場っぽい工場跡だ。
しかし中は意外にも広く、大きな話し声が聞こえてきたのは予想以上に時間がかかってしまった。
目的地に着いた事もあり、説教をしていた2人も黙り、空気が変わる。
「みんな油断するなよ………」
そう言って俺達は中に順番に入っていった………
「土門さん、そのスーパースーツの追加
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