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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百八十八話 『山田ユウジ』その2
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第百八十八話 『山田ユウジ』その2
次の日、リンクセンター石間にユウジ君とユウジ君の両親が面談に来た。
「今日は、こちらの我儘を聞いてお父さんを連れてきてくれたこと、本当に感謝しています」
「そんなことより、本当にうちの息子は今日でもとに戻るんだろうね?」
「お父さん、ご心配なく、それは俺が保証しますよ。それではまずはじめに、ユウジ君、ちょっと上の服だけ脱いでもらえるかな?」
「え...!」
ユウジ君は困惑を隠せない。
「おい奈良見!やれ!」
「どうなってもしらねぇですよ!」
俺の助手の奈良見ルナが困惑しているユウジ君が来ているTシャツを脱がす。
「おい!君たち、これはいったいどういうつもりかね!」
「ほ〜ら、やっぱりこんなことかと思ったぜぇ〜」
ユウジ君の背中には大量の痣があった。
「はっきり言って困るんですよね、こういうのは...そっちが原因作ったくせに、こっちに相談に来られるのは、本当に迷惑なんですよねぇ!」
「な、なにを言っているのかよくわからん!」
「とぼけてんじゃねぇぞ!このクソ親がァ!ユウジ君の背中の痣はどう見ても虐待の証拠だ!ユウジ君が断罪者、つまり社会不適合者になった理由はあんた達両親にある!なのに、あたかも自分たちが原因でないかのように、俺たちのところに相談しに来るのは正直ただの業務妨害だ!」
俺の言葉に、ユウジ君のお母さんが土下座をする。
「みなさんを騙したことはお詫び申し上げます、しかし、ユウジは確実に断罪者です!どうにかして、元に戻すことはできないでしょうか!」
「元に戻す?笑わせるんじゃねぇよ!人の心はなァ!一度傷ついたら元には戻らねぇんだよ?」
「しかし、ユウジはこのままだと確実に社会との『繋がり』がない状態で一生を終えることになってしまいます!」
「俺が本気を出せば、一瞬でユウジ君を正気に戻せます、しかし、あなた達、特にユウジ君のお父さんがユウジ君に対する虐待をやめなければ、ユウジ君はまた壊れてしまいます、そうなれば、俺が今日、ユウジ君を正気に戻したところで意味がありません!」
「私は、私はただ、テストの成績で一番になれなかったユウジを痛みでもって教育しただけだ!私が子供の頃も、そういうふうに教育されてきたんだ!私は間違ってない!」
「アンタがどんな教育を親から受けてきたかなんて、ユウジ君には関係ないんですよ!そして、お母さんはなんでお父さんの虐待行為を見て見ぬ振りしてたんですか?」
「わ、私は経済能力がないので、夫には逆らえないんです」
「じゃあ、誰がユウジ君を守ってやるんだよ!いいか?本当にユウジ君を正気に戻したかったら、まず、ユウジ君の両親であるアンタたちが変わることだ!それが約束できなければ、俺はユウジ君を正気には戻さない!」
「わ、私は間違ってないんだ!私は常に
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