暁 〜小説投稿サイト〜
超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百八十七話 超地球救済戦記!断罪王LINK? 『山田ユウジ』その1
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
?????????????????????????????』
「キマってんなァ、コイツはァ!あ、そうだ奈良見、お茶入れてくんね?」
「ハーイ!了解でぇーす!」
奈良見ルナが茶が入ったコップを俺に手渡す。
俺はコップに入ったバカみたいに熱いお茶を、奈良見ルナの顔面にぶっかける。
「あっちぃなァッ?ちょっと石間さん、なんてことしてくれるんですか!」
「うるせぇ!このお茶熱すぎだろ!おめぇ、このお茶、ヤカンでしかもコンロの火で沸かしただろ!いつも電気ポッドのお湯使えって言ってんだろうが!このクソボケが死ねぇ!」
「あー!石間さん、そういうのパワハラって言うんですよ!」
「うるせぇ!死ね?」
俺はユウジ君のお母さんからもらった資料に目を通す。
山田ユウジ。
学校では友達も多く、成績優秀、文武両道。
母は専業主婦、父は一流企業の社長。
「おい、奈良見、お前、この資料を見てどう思う?」
「石間さん、もしかして、もう降参ですか?」
「ちげぇよバカ野郎死ね!お前、新人だろ?練習だよ、練習」
「う〜ん、どうみてもユウジ君がグレる要素は見当たりませんね、お金には困っている様子はなさそうですし、普通、断罪者になってしまう人たちって、みんな家庭になにかしらの事情がある人たちばかりですからね、今回のコレは奈良見的には意味不明ですね!」
「お前、この仕事やめちまえ!あと自信満々に降参するな!」
「いい加減にしないとローキに相談しますよ?」
「俺が分析したところ、このユウジ君は教育面でかなりプレッシャーを受けている可能性が高い、成績優秀で文武両道、それに父親は一流企業の社長だ、学歴もきっとスゴイんだろうな」
「なるほど、それじゃあ、両親の期待に答えなくてはいけないという、ある種の強迫観念がストレスになって断罪者、つまり社会不適合者になってしまったわけですね」
「そうだ、でも並みのプレッシャーじゃ、断罪者にはならねぇ、この事案にはもっと深い闇があるぜ、きっと」
「それって、もしかして今日残業ですか?」
「あったりめぇだろ、おめぇ俺の助手だろ!こっちは依頼人から依頼料もらってんだよ。明日まで真相を突き止めないといけないに決まってんだろ!」
「いやァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ?」
とにかく、明日はユウジ君のお父さんにもリンクセンターに来てもらわないといけないようだ。

次回予告 『山田ユウジ』その2

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ